フジテレビ 新ドラマ「遅咲きのヒマワリ〜ボクの人生、リニューアル〜」第1話 | 映画バー「銀幕酒場」オフィシャルブログ[バーの紹介とか、映画やDVDやドラマやアニメや演劇のハナシ]

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やっと見ました「遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~」の第1話。

脚本は「ナースのお仕事」「僕の生きる道」「僕と彼女と彼女の生きる道」「Around40」「フリーター、家を買う。」などの橋部敦子。

いやはや、期待通りのデキで、田舎でひとり暮らすオフクロを思うと、ウルウルでした。

ただ、都会暮らしと田舎暮らしを知らないと、リアルに伝わらない雰囲気が多々あるので、どっちつかずの都会育ちの人には共感しずらいかな。

まぁ、とはいえ、とにかくキャスティングがいい。

特に、生田斗真のキャスティングは、キャライメージも含めて、ナイス!

まぁ、実際は、CXのドラマ作りって原則キャスティングが先行で、役者のスケジュールを数年前から押さえているんだけど、もともと生田斗真とか真木よう子とか桐谷健太ありきの企画なんでしょう。

その意味では、脚本家・橋部敦子の企画とアテ書きがそれぞれハマッてるんだと思う。

橋部敦子、グッジョブ!

また、生田斗真が新生活に向けて、ひとつひとつ鍵を増やしていくシャレードはなかなか印象的。

もし最終回に向けて、ひとつひとつ鍵と別離していくシーンがあるとすれば、なおさらスバラシイ。

しっかし、このタイトルの「ボクの人生、リニューアル」ってなんとかならんかね。

とにかく中途半端。

てか、プロデューサーに、成河広明、小林宙、江森浩子と名前を連ねているけど、責任者がハッキリしないシロモノは、エンタテイメント業界では必ずワケ分からなくなる可能性が高いので、このタイトル副題といい、のちのちガッカリしそう……。

ここは、プロデューサーがアホやったら、脚本家・橋部敦子のふんばりに期待したい。

ちなみに、橋部敦子って新人の頃に、「親愛なる者へ」「この愛に生きて」「恋人よ」「眠れる森」などの故・野沢尚の「おいしい関係」にも大抜擢されていたんすね。

当時の抜擢パワーも、橋部敦子に期待したい。