また会えたね! | 辛口Kazzy Sugaの不動産投資とこだわりの世界

辛口Kazzy Sugaの不動産投資とこだわりの世界

2ちゃんねるの「バリューブロガー不動産投資」でクソ大家から誹謗中傷され最高裁まで争った結果を公表しています。過去ログに名前と住所も載ってますので、特に福岡在住のMは、賃貸フェアで見かけたら指さして笑ってやって下さい♪

不動産投資を始めた頃、様々な業者の案件を見学してきた。
六本木にある不動産仲介業者の所に伺った時だった。
若い社長で上昇景気で儲かっているようだった。
案内された六本木の商業ビルだが、物件の図面を見てわかった事は、容積率オーバーだった。
これは一部屋潰すことで何とかクリアにはなりそうだったが、最大の問題は全空なのだ。



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一部屋だけ入居していたが、年末には退去するそうだ。
商業物件の全空は、当時の私には自信なかった。
今回は諦める事で丁重にお断りをして、二人で事務所に帰る途中にクルマの話になった。
話を聞いている内に、?マークが頭の中を過って私は若社長に聞いた。

私「そのクルマを、今から見せてくれませんか?」
社「いいですよ、アークヒルズの駐車場に停めてありますから」
と言う事でクルマを見に行って驚いた。
様々な高級外車が並んでいる列に、小さくヒッソリとそのクルマが停まっていた。

社長がドアを開けてくれて私が運転席に座り、真っ先にイグニッション・スイッチの脇に、私の自作のキル・スイッチ(非常電源停止装置)を確認した。
確実だったのは、ロールゲージに貼ってあった、私の会社のステッカー。
私が昔に乗っていたクルマだった。



社「事故歴があるって言うんですがね、でもこのクルマ欲しかったので買ったんですよね」
私「綺麗なクルマですね」
社「欲しかったんですよ」
事故歴って、、、それは私が過去に起こした事故だなんて社長には言えなかった、、、、

1992年に、早朝に湾岸線を葛西から羽田まで向かっていた時だった。
天気は雨だったが、タイヤはダンロップ・スーパーレインタイヤを履いていたので時速200km以上だったと思う。
大井トンネルの下り坂でアクセル全開して、ツインターボーに火を付け上り坂を加速した。

トンネルを抜け4速に入れ、路面のワダチの水溜りに入った瞬間に大きく車体が左に向いた。
カウンターを当てアクセルを踏み込んだが、リアエンジンなので今度は右に向いたが遅かった。
緩い左コーナーだったが、そのまま回転して左リアから、右側のガードレールに激突して、その弾みで回転しながら左側のガードレールに側面から激突して停まった。

クルマにはロールゲージが車内に張り巡らされているので、室内は損傷はなくドアを開けて表に出てることができたが、車体は大破した状態で愕然とした。
クルマは全損だった、、、

そのまま廃車になったと思っていたが、現実綺麗になって、私の目の前で静かに佇んでいるその姿は当時のままだった。
高価なクルマですからね、再生したのでしょう。
16年ぶりに再会した恋人のような、そんな懐かしさがあった。

その後、リーマンショックが起ころうとは誰も想像はしていなかった、その年の夏の出来事。
その会社の前を通ったら会社は既になかった、、、、
Googleでも調べたが検索はできなかった。
私が最も愛していたこのクルマに、またどこか会える事を祈っていた、、、

そんな事があったが、まさか2度目に出会うとは思わなかった。
私が毎日、ホテルのフィットネスクラブに通っている時、ホテルの契約駐車場にイエローの懐かしいお尻を向けているポルシェが目に止まった。
ポルシェをモドキに改装してるクルマが多いのだが、確認の為にクルマを下りて見に行った。

それは、私が所有していたクルマだった。
懐かしいですね、こんな場所で出会えるとは思ってもみなかった!
まるで昔の彼女に会った様に、軽く天井を触ってみた。
綺麗だね!って心の中で囁いた。
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RUF CTR
911カレラをベースに車体・シャシー・エンジンが徹底的に改良され、1987年に発表された。
空気抵抗の少ないカレラボディに、水平対向6気筒SOHC+ ツインターボを搭載し、最高出力469PS、最大トルク57.0kgmを発揮。

さらにCTRは同年に最高時速339.8km/h, 翌年イタリアのナルド・サーキットにて最高時速342km/hと、当時フェラーリF40が持っていた記録 (323km/h) を塗り替えたことで、RUFの名を世界に広く知らしめることとなった。また、CTRはニュルブルクリンク北コースで何度かコースレコードを出したこともある。

そのときのボディカラーから、 「イエローバード」と呼ばれる。
世界30台の限定。
バブル当時の販売価格2億円!
92年の購入価格○○○○万円。
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向かい側を観ると何やらカッコいいメルセデスが停まっていた。
これは「メルセデスベンツ SLR マクラーレン スターリング モス」と言うクルマだ。
2009年の北米国際オートショーにて発表された75台のみの限定車で、同年の6月から10月にかけてデリバリされ、購入資格はSLRのオーナーに限定され販売価格は1億1000万円、正規輸入は日本で2台だけだ。

5.5リットルV8スーパーチャジャーエンジンを搭載し、最大出力650ps、最大トルクは83.6kgmを発揮し、フルカーボンで作られたボディを最高速度350km/hまで加速させる。
もはやスーパーカーを超えて、レーシングカーと言って良い領域に達している。
世界限定75台で、日本では「ブラック」「シルバー」の2台のみの正規販売だが、このクルマはナンバーが付いていないので並行輸入された車であろう。

SLRとはその名の通り、1955年にミッレ・ミリアで優勝したマシン「300SLR」を現代的に焼き直しロードカーとして蘇らせたものだ。
そのときの優勝ドライバー「スターリング・モス」の名前を冠した「SLR スターリング・モス」は、SLR ロードスターのカーボン・ファイバー製モノコックをベースに、ウインド・スクリーンやサイド・ウインドウを取り去った上で補強を施し、SLR 722エディションの650psエンジンを搭載している。

その結果、クーペより200kg以上軽い1550kgの車重と0-100km/h加速3.5秒以下というパフォーマンスを達成した。
性能は現代の一線級だが、簡素な装備と見た目は半世紀前のレーシングカーに、より近づいた。
この最後のマクラーレン製ベンツとなるSLR スターリング・モスだが、すでに他のSLRを所有している顧客のみに、2台目(以降)として販売されるという。
屋根が必要な時には「 "前に買った方" に乗ってください」という事でしょうね。



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