8月22日 モンゴル② ホブド〜 | chutokukuriのブログ

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2015年4月からニュージーランドを自転車縦断中

8月22日 モンゴル② ホブドから移動

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明け方に国境近くの街ホブドへ着いて、中国で会ったモンゴル人夫婦が家に泊めてくれた。

このお家
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市街地ではゲルじゃなくて普通の家が多いようです。


家の中の様子
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掛け軸
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チンギスハーンは英雄です


この家、電気は通ってるけど水道とガスは無いらしい。

一応洗面台はあるが蛇口から水は出ず、バケツで水を汲んで来る必要があるらしい。


トイレは屋外にある
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震度1で倒れそう




ありがたいことに、朝食もご馳走してくれた
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羊肉のスープ、パン、お茶


モンゴルに来ていきなり家庭料理というディープな経験。


スープはそこそこ普通に食べられたが、
お茶が全く飲めなかった。

硬水なのか、塩を入れてるのか…
口に含んだだけで異様な舌触り&味だったので、飲まずに一瞬で諦めた。

後々わかったのですが、モンゴルではお茶に少し塩を入れる習慣があるようです。なので、お茶は硬水ではなくて塩水の味でした。


朝食の後は車で街中まで送ってくれた。

ザハ(バザール)へ行って軽く買い物
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その後、ウランバートル行きの乗合ワゴンまで送ってもらった。


地球の歩き方によると、ホブドからウランバートルまでバスで行く際にかかる時間は、なんと2日以上かかる。

確かに直線距離で1200kmなので、そのくらいかかるものなのか。

僕はモンゴル出国の航空チケットが27日なので、早めに先へ行かなければならない(既に22日だし)。

そんなわけで、本当はホブドの街をもう少し見たかったけど、時間もなかったので出発することにした。


ちなみに、僕はウランバートルの手前にあるハラホリン(カラコルム)という町に行きたいのだが、その街に直接行くバスは無く、ウランバートルから引き返してその街に行かなければならないらしい。


昼頃、乗合タクシー出発。


小さいワゴンで、初めは10人くらい乗ってたのだが、徐々に人数が増え、最終的に20人(子供含む)まで増えた。


途中で何故か川で水浴び
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僕も参加します
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今は乗り合いワゴンで移動中のはずなんだけど、こんなゆっくしてていいのかな。
日本の長距離バスではありえない光景です。


めっちゃマッチョの人もいました。
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近くに馬もいました
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モンゴル来たからには一回くらい乗っておかないとな。




昼ごはん休憩にて、

麺と芋と肉の入った料理
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超山盛りで300円
見かけの割にまぁまぁ美味い。
ただ、量が多すぎ。
あと、時折「ジャリッ」という砂を噛んだような歯ごたえがある。(恐らく砂でいいと思う)



その後は悪路に次ぐ悪路で、ガタガタの未舗装路が続く。
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この道、ものすごく揺れる。

モンゴルはインフラが未熟なようで、西モンゴルに限ってはアスファルトで固められた道路は全体の1/3くらい。


未舗装路の場合、スピードを出せないし、揺れるし、パンクもしやすい。時間がかかるのも納得。


このまま夜になって、めちゃめちゃ揺れる中寝ることに。

もちろん席も倒れず、直立姿勢のまま寝る。


少しうたた寝程度ならできるけど、全く熟睡はできません。

でも地元民は全員爆睡!
素晴らしいタフネス。
真似したいけど無理。
眠れない中、このハードなルートを選んだことを今更ながら後悔する。


実はホブドからウランバートルまで飛行機で行くという選択肢もあったのですが、
できれば西モンゴルの景色を陸路で見たいという思いがあり、あえて乗り合いワゴンをチョイスした。
耐え忍びながら翌朝を待つ。

ちなみにウランバートルまで2日かかるので、明日もこんな感じで移動が続くらしい…。