8月21日 モンゴル① 入国&ホブドへ | chutokukuriのブログ

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2015年4月からニュージーランドを自転車縦断中

8月21日  モンゴル① 入国&ホブドへ

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昨日、夜行バスでウルムチを出発し、翌朝8時半にモンゴル国境近くの町 青河(チンフー)へ到着。

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そこから更に100kmほどバスに乗って国境の町タクシュケンへ向かう。(午前10時発、440円)
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11時半頃にタクシュケン到着。
同じバスにこれからモンゴルに帰るというモンゴル人夫婦がいたので、一緒に付いて行く。

わけもわからず着いていくと、
近くの市場に連れて行かれ、服や靴をカバンに詰める作業を手伝わされた。
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密輸ではないだろうけど、恐らくこれをモンゴルで売るものと思われる。

更にそれをタクシーまで運んだり、
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見張りを頼まれたり、
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国境で労働させられました。

それにも理由があったようで、国境が昼休みのため、午後3時頃までこの市場で待たねばならなかったのです。多分それを見越して「暇ならちょっと手伝ってよ」的なノリだったのでしょう。


中国最後のメシはラグメンで締めくくる
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激ウマ。とてもサッパリしてます。
何回食べても飽きません。中央アジアで一番美味しかった食べ物の一つ。


3時になり更に16km先の国境へ乗合タクシーで向かう。

「中国タクシュケン国境」
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中国は国境が厳重。


こちらが出国手続き
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モンゴル人と中国人は沢山往来してるみたいですが、僕のような日本人は超レアなので係員も慣れておらず、出国手続きだけでそこそこ時間がかかった。



モンゴル側入国もやはり少し手間取る。
スタンプ押す人が日本人の扱いがわからなくて上官に聞きに行ったりするし。

日本人はビザ無しで入国可なのでササッと終わるはず。

ちなみに、元々数年前までこの国境は地元民(中国人orモンゴル人)しか通過できなかったらしい。

最新の"地球の歩き方"にもこの国境は「通り抜けられない」と書いてある。キルギス首都ビシュケクの日本人宿での新しい情報によると近年外国人も通行可能となったらしく、その情報を頼りにこの国境を使うことにした。

意外に国境までの公共交通機関も便利で、さすが中国という印象。ほぼ迷わずたどり着くことができた。
入国審査も20分くらいで完了。
無事、モンゴルへ入国。


国境からは乗合タクシーで"ホブド"という町へ向かう。
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国境で会った夫婦も一緒に乗り合わせてます。

タクシーの椅子が取りはずし可能で、それにシートをかけるタイプだった。
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このタクシーがなかなか出発せず(乗合タクシーなので、満員になるまで待つ必要がある)、結局3時間も待った。


国境を出発したのは夜7時前。
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まだ全然明るいです

目指すはホブドという町は直線距離で250kmくらいですが、大きく迂回するのでトータル500km以上になると思われる。

しかもインフラが整っていないので途中から超凸凹の砂利道になったり、

橋が工事中で通れなくて迂回したり、
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タイヤがパンク(しかも2回!)してみんなで修理に当たったり、
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↑ズタボロです


タクシーには赤ちゃんと5歳くらいの女の子も乗っていて、5歳の子は僕が膝の上に抱いて寝かす感じになった。

途中から乗ってきたおじいさん3人組がタクシーの中でウォッカ飲んで泥酔して、(キルギスでも全く同じようなことがあった)、フラついて僕が抱えてる女の子に突っ込んで来そうになったり(→全力で押し返す)、
女の子の顔の近くでくしゃみしそうになって僕が手で防いだり(→手がベトベト)、
過酷なバス旅でした。


漸くホブドに着いたのは翌朝5時!
なんと、10時間もかかったのでした(タイヤのトラブルで時間かかった…)。

この絶妙な時間帯に泊めてくれる宿なんてあるのか?

眠くて途方に暮れている中、国境で会った夫婦が家に泊めてくれた。

ベッドも貸してくれた
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ひとまず、無事モンゴルに入国できた。
そして初日から民家に泊まれるというディープな体験は貴重です。


明日はホブドの町を観光してから、ウランバートル方面に向かう予定。