マチュピチュに到着したものの、入口付近から見えた景色は、

 

 

 

 

まさかの真っ白。

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ファミコンの超魔界村でしか見た事ない景色ですよこんなもん。

実際この赤いカッパ着たオバハンをはじめ見た時、ゾンビ出てきやがったって本気で思いましたからね。

危うく持ってたバターナイフを投げるとこでしたよ。

二段ジャンプしながらね。

 

 

 

しかしなんでなんでしょうかね??この僕のツキの悪さ。

 

 

 

 

果たして、太陽に照らされた美しいマチュピチュを拝むことはできたんでしょうか??

 

 

 

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見れないもんはしょうがない。

なんぼ金を積もうが、ケツ出して踊ろうが、無理なもんは無理なんで、後に晴れる事を願って、先ずは予定していた、マチュピチュを一望できると言われる、マチュピチュ山へと向かいます。

 

 

 

 

標高2430メートルのマチュピチュに対して、マチュピチュ山は3050メートルとなかなかの高低差。

まぁ、でも年配の観光客の方も結構いてるし、イージーなトレッキングなんだろうと勝手に軽く見積もっていたんですが、これが予想に反して、

 

 

 

 

 

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なかなかの急で険しい山道!!

 

 

普通に両手をつかないと登れなかったりと、かなりヘビー。

しかも引き続き魔界のような霧も出まくってて、視界も絶好調に悪し。

僕ですら、結構キツそうなのに、クスコの町で高山病を患った僕のオカンにとったら、だいぶ大変な登山になりそう。

これはマジで心してかからなければいけません。

 

 

 

とにかく晴れる事だけを信じて、急な階段を一段一段登ります。

 

 

 

しかし、なんでしょうね、そう言えばオカンと一緒にこんな本格的な山を登るなんて、初めてやなぁ〜と。

 

 

たまにはこんなのもええなぁーと。

 

 

ふと、そんな事を考え始めた時でした。

 

 

 

 

 

オカン「私もう無理そうやから、ここで引返すわ。」

 

 

 

 

まさかの、リタイア!!!!

 

 

 

 

 

いや、厳密にいますと、予兆はありました。

 

 

なぜならば、階段5段ぐらい登る度に、ゼェハァゼェハァ言うて休憩してましたから。

 

 

休憩する度に、相方も相方のお母さんも、「大丈夫ですかぁ?」とか、「ゆっくりで行こう、ゆっくり!!」と、元気付けてくれておりましたが、どうやらマジで限界が来たみたいですね。

 

 

まぁ、この標高です。

僕ですらかなりしんどかったですから、母親の年齢を考えたら、多少悔しかったでしょうが、かなり妥当な判断だったと思います。

 

 

無理して登って、綺麗な景色見るどころか、あの世の景色を見るなんて事になったら大変でございますから。

 

 

それに、この天気だと登っても、マチュピチュを見渡せるかどうかわかりませんからね。

 

 

てなわけで、オカンを一人にするわけにはいかないので、僕もここでリタイア。

 

 

相方と相方のお母さんに別れを告げて、僕たちは一足先に下山し、とりあえずマチュピチュの遺跡方面に向かう事に。

 

 

しかしながら、未だ天気は一向に良くならず、なんだったら雨も降り出す始末。

まさに暗雲の立ち込めるマチュピチュ。

 

 

随分と前から今日の日の為に、いろんな準備をしてきたのに。

 

 

チケットの手配に、宿泊場所の手配、日本にいる母親達とのやりとり、かなり大変やったのに。

 

 

何より母親達は何十時間もかけてここまでやって来たのに。

 

 

これ、マジで見られへんのとちゃうか??

 

 

と、あきらめかけたその時でした。

 

 

 

 

 

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徐々に視界が広がってきた!!

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、さっきまでの曇り具合が嘘かのように去っていき、まるでTVのチャンネルを変えたかのように、そこには圧巻の別世界が広がっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ウォ〜!!!!という歓喜の雄叫びと共に、完全に頭ん中に流れましたね

 

 

ラピュタのエンディング曲が!!

 

 

 

16世紀前半、スペイン軍によるインカ帝国の支配が始まり、それまで発展していたインカの都市はスペイン軍によってことごとく破壊し尽くされたそう。




しかし標高2400mの尾根の上に位置するマチュピチュは、スペイン軍から見つかる事無く、奇跡的にほぼ無傷のまま破壊されずに済んだんだとか。




そしてインカ帝国の滅亡から約400年余りが経った1911年、今から約100年程前に、
 

 

 

草に埋もれた廃墟となって、その姿は再び発見される事となったのでした。

 

 

 

そんな幻の空中都市マチュピチュを、この2016年の今見れるって言うのは、あまりにも感慨深いですよね。

 

 

 

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曇ってた時は全く確認できませんでしたが、実はリャマもたくさんおりました。

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コイツがいる事によって、雑草を食べてくれ、芝刈り機代わりになり、このマチュピチュの姿を保てるそうです。

感心させられるぐらい理にかなった方法ですよね。

 

 

 

 

 

その後も、天気は全く崩れることなく、遺跡探索。

 

 

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ほんま何のために、こんな空気の薄い切り立った崖の上に、こんなにも立派な街を作ったんでしょうかね??

 

 

 

 

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ほんま不思議と感心が止まりません。

 

 

 

 

まぁ、あーだこーだ感想は山ほどありますが、とにかくはるばる日本からこれを見る為にやって来たオカンが見れて、マジで良かったですわ。

 

 

 

 

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ここまで来てマチュピチュ見られへんかったなんて事が、ご近所さんに知れ渡ったら、長嶋一茂さんの家バリに落書きされかねないですからね。

家の外壁にね。

 

 

 

 

ちなみに、マチュピチュ山へと登った相方達も無事に綺麗なマチュピチュが観れたそうです。

 

 

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とにかくオカン達、

 

 

 

 

お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

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