チャオーーーーーー!!!


小学3年生のちゅんたんが学校から貰って帰ってきた夏休み水泳特訓のおたより。

学年に応じた初歩的な泳ぎができなかった人に配られるらしい。(あちゃー!)


もちろん本人はまったくもって喜んでいない。


私が彼にスイミングスクールをおすすめすることかれこれ5年。
スイミング行ったら?スイミング行ったら?って何っっっ回もすすめたけど、本人は断固として拒否。



当然、この水泳補習も




行きたくない!の一点張り。



私も超運動音痴だったから君の気持ちはよーくわかる。
小学校時代って運動神経に対する評価大きくない!?
勉強ができるとか、絵がうまいとか、歌がうまいとかよりも
走りが速いとかドッジボールがうまいとか泳ぎが速いとかのほうが断然かっこよく思える時期で、
ドドド運動音痴だった私の小学校時代の記憶はコンプレックスしか残っていない。


自分もできなかったからこそちゅんたんの気持ちもよ~~~くわかる。



わかるけども、





それはそれ、これはこれ。
行ってこんかーーーーーい!!!(突)

あーれー!!


私:「参加します!・・・・印鑑ペタンと。(押)

はい!
これ、明日先生に出しておいてね!」

ちゅ:「えぇ~~~~~(;´д`)」



渋々用紙を連絡袋にしまったちゅんたん。




その夜、仕事から帰ってきた夫に、
いきさつを報告した。

そしたら夫がちゅんたんに提案してきた。




夫:「このままじゃ来年も再来年も泳げないままでずっとプール補習に呼ばれることになるから、今年一年間だけでもスイミングスクール通ってみたら?」


ちゅ:「・・・・・・・・。」(黙)


夫:「今、何を習ってんの?」

ちゅ:「クロール・・・」

夫:「クロールか。
ちゅんたん、どうやってクロールするかわかってんの?」

ちゅ:「・・・・・・・ん~~~?」(もじもじ)

夫:「今、ここで少しやってみて?」

ちゅ:「・・・・・・・。」(黙)

夫:「やってみなって。」


ちゅ:「・・・・・・。」(もじもじ、もじもじ)






えぇーーい!シャキっとせんかい!シャキッっとぉぉ!!




夫:「練習すれば絶対にうまくなるんだから、スイミングスクール通ってみたら?」

ちゅ:「ん~~~・・・・・」(くねくね。)




おぉぅ・・・・。


こらあかん。

おい、ちゅんまるっ!!よーく聞け!!




ババーーーン!!(熱血)


パパは怒ってるんじゃない!ただ聞いてるだけだっ!!




たしかに君が萎縮してしまう気持ちもわからなくもない!
あいつぁ、マシーンだからな!(正論マシーン)


だがしかし・・!だがしかしだ・・・!!





なんの意思表示もしないのが一番ダメだ!

うまく言えなくてもいい!
しっくりくる言葉が出てこなくてもいい!

上手に言えなくてもいいから自分の考えを伝えるんだっ!

反論されたとしても、自分の意見を主張するんだ!
ママを見てみろ!?
なんやいうたら「だぁ~~ってぇぇぇ!!」「ちゃうねん!ちゃうねん!」だぞ!?
あの図太さを見習うんだ!!!




夫:「ちゅんたんが言ったことに対して、それはどうなんだとか言い返したりしないから。」

そうだぞっ!この期に及んでそれはないぞ!

ちゅ:「・・・・・・」(黙)

夫&修造:(固唾を飲んで待つ)

ちゅ:「・・・・・・・・・。」


夫&修造:・・・・・・・・・・(待機)


プハァ。


夫:「あぁ。。。俺、今、なりたくなかった父親像になってしまっとるやないか。」

あぁ、そうだ!!
こうはなりたくない、こうはなるまいと思っていた怖い父親像に今、君はなってしまった。(残念)

私と子供たちは同じラインにいるため、毎日言いたい放題うるさいほど自己主張してくるけれど、
夫は一人、ヒエラルキーの頂点にいるため子供たちから一目置かれすぎてもた!!
父親の威厳があってうまくまとまる時もあるんだけれど、
腹を割って話し合いたい時には子供が萎縮して黙ってしまう。


こまったな。




ん~、そうだ!

いいか、ちゅんまるくん!!想像してごらん。

君、将来漁師になりたいんだよね?

ある日漁に出てて、ポーーーンと海に投げ出されてしまいました。
でも、すぐそこに船が通りかかりました!!
その船まで泳いでいけたら君は助かる。
でも、泳げなければそこで溺れて死んでしまう!!

さあ、どうする!?





生き延びるためにも泳げたほうがいいぞ!?お!?


絶対練習すればできるようになるから!



と励ますも

ちゅんたんの返事。










出た・・。
「どうせ」。



おぉーーーいっ!!!
君きみぃっ!!


ちょっと待った。



いいかい?

ぶっちゃけ、ママはちゅんたんが泳げなくても別にいいと思ってる。

泳ぎが得意な人もいれば苦手な人もいるんだから、
ちゅんたんが泳げなくてもそれはそれで別にいい。

でも、

自信をなくしてほしくないんだよ!!(熱血)





どうせとかいっちゃダメだ!
ちゅんたんのいいところだっていっぱいあるんだから!!



ママの話をしよう。

ママ、走りも遅いし、跳び箱も登り棒も鉄棒もできなくって、とにかくグズだった。
コマを回せといわれればクラスで最後まで回せず、さかあがりをしろと言われればクラスで最後までできず、登り棒にいたっては30人のクラスメイトを下に見下ろしながら泣きそうになりながら登り棒をのぼったんだよ。最悪だった。
そのかわりママは絵が好きだった。
友達が自由帳を持ってきてここに絵を描いてって休み時間にやってくるので、次々に絵を描いて過ごしていた。
でも当時はそれが自分の取り柄だとは気づきもしなかった。

運動はできないけれどこれとこれは得意だ!自信を持てる!って気づいたのは大人になってからだ。
大人になるまで自分の武器に気づけなかった。


だからちゅんたんにはそうなってほしくない。

ちゅんたん、苦手なこともあるけれど、
これは好きだ!これは負けないぞ!って思える何かに気づいてほしい。
持ってないなんてことはない。
気づいてないだけだ。


水泳も無理、漢字も嫌い、勉強も嫌い、どうせやっても無理とか思ってないで、
自分に自信をもってほしい。






がしかーーーーし、

ここからが長かった。


父と息子の話し合い。


スタート。








私は小さい組を寝かせるために一度中座。





後編に続きます。








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