キャンセル | 成存の法則(すい臓ガンの場合)

成存の法則(すい臓ガンの場合)

母が膵臓癌になり「余命3ヶ月」と宣告されました。
それでも今も母は成存しています。そしてこれからも・・・

2月5日2014年


今日初めて、母が(病気になってから)予定をキャンセルしました。

本当は、上野の美術館にお友達と行く予定だったのですが、夜中から続く痛みの為、行くことを断念しました。 今まで何があっても、気合いと根性で約束の予定はこなして来た母ですが、今朝は二階のベッドからも降りて来れず、絶え間ない痛みに苦しんでいました。 (レスキューも何回も押したようです)


代わりに、往診の先生に来てもらい、オキファーストの量(ベース・レスキュー共に)を少し増やしてもらいました。 (ベース: 0.75ccへ、レスキュー:1ccへ増量)

すると、少し楽になったようで、今は掃除、洗濯、おしゃべり(電話)をウトウトしながらやっています。


痛み止めの量を増やすと、病気がどんどん悪くなっていると思ってしまう心理が働くし、コントロールできない眠気が増えるので、母は頑なに拒んで来ましたが、やはりそろそろ増やさざる終えない状況となりました。


先生も仰っていましたが、決して痛みと病気の進行は比例していない。 中には、痛み止めを全く使わなくても病気が猛スピードで進行している方もいらっしゃるし、今の母の4倍ぐらいの痛み止めの量で1年過ごしている方もいるそうです。 私も、色々な方々のブログや情報を読んでいると、本当に個人差がある事はわかっているんですが、「痛みと病気の進行は比例しない」と本当に信じ込むのは難しかったりもしますうーむ・・・が、そこは深く追求しないで、先生の言葉を信じようと思います。


まぁ・・・でも、一番のポイントは、母の辛さが緩和できる事なのでね。 

痛み止めの量を上手くコントロールする事も、「共存」「延命」の重要な一部分ですから・・・

1日も多く、母がやりたい事ができ、笑っている事スマイルくんが何よりの治療のはずですから。 痛みに耐えながらうずくまっていても、病気に良い影響を与えるとは思えませんからね。



と、これから・・・昨日、生け花教室で生けたお花を生けなおすみたいです^^




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