「もう一杯だね」
「はい、もっと飲みましょう」
笑顔で言ってだ。そのうえでだ。
二人で楽しく飲み続ける。その中でだ。
真人は今度はだ。希望にこうも言ったのだった。
「ではですね」
「うん、何かな」
「お菓子も食べますか」
「そうだね。最初は何を食べようかな」
「カントリーマアムはどうですか?」
柔らかめのだ。そのチョコレート味の菓子の袋を見ながらだ。真人は希望に提案した。
「遠井君好きですよね」
「これ滅茶苦茶美味しいよね」
「そうそう。こんな美味しいものもあるかって」
「そう思える位ね」
「ではこれにしますか」
「後はね」
真人がそのカントリーマアムの袋を開けるのを見ながらだ。希望はだ。
自分でだ。チョコパイの袋を開けながらだ。こう言ったのだった。
「これも食べようよ」
「あっ、バーバリー コート レディース
バーバリー セール
ネクタイ バーバリー
チョコパイですか」
「これも美味しいよね」
「そうですよね。チョコレートと中のパイの味が合わさって」
「滅茶苦茶美味しいよね」
「あとこれもですね」
今度はビスケットだった。真人はそれの袋も開けたのだ。
「いいですよね」
「そうそう。お茶にも合うし」
「まあ今飲んでるのはお酒だけれど」
「そうですね。それじゃあ」
「これも食べよう」
「はい、それじゃあ」
こう笑顔で話し合ってだ。そうしたお菓子を酒を飲みながら楽しんでいってだ。
真人はだ。その中で言うのだった。
「DVD観る?」
「それですね」
「うん。何がいいかな」
「では。子供みたいですが」
少し気恥ずかしそう