舌尖上的中国 第二季「家常 - 家庭の味」のまとめ | 四川料理修行の巻

舌尖上的中国 第二季「家常 - 家庭の味」のまとめ




■放映日程


4月18日 ~ 6月6日

CCTV-1 毎週金曜日 21:00
CCTV-9 毎週金曜日 22:00


■放映の内容は前回と同じく八つの構成

・01 脚步 - 歩み
・02 心传 - 伝える
・03 时季 - 旬
・04 家常 - 家庭の味
・05 秘境 - 秘境
・06 相逢 - 巡り合い
・07 三餐 - 三食
・08 未定?

■「04 家常 - 家庭の味」のまとめ

家庭で食べられるさまざまな味と料理。おふくろの味、その土地の故郷の味。
いろいろな人の立場でつくられる家庭料理にはどこか共通であります。



幸せな食卓の風景はどこの家庭も似ている、そんなドキュメンタリーです。


男達は厳しい土地の中、自分達で作ったトウモロコシなどの糧食を収穫。女達はトウモロコシを臼で引き、粉上にして小麦粉と混ぜ様々な料理を作る。
4世代一緒になって家族でご飯を食べる一時。



山西省は粉もの料理が得意な地域。新婚の夫婦に捧げる「花模」。愛する娘の為にお母さんが捧げる料理など多数あります。




場所は変わって上海。河南省から音楽教育の為、上海へ移った、娘と母。
父は一人、娘のためにお金を稼ぐ。

上海に来てから学んだ紅焼肉(ホンシャオロウ)。河南の面、餃子の味はなつかしい故郷の味。




娘のビザのため、母は英文のレターを書いたり、付っきりでサポートをする。
5年間娘に付き添い、実家には帰っていない。病気がちな祖母、夫への母として
責任と娘の期待の狭間に苦悩する。それでも二人は先へ進む。





康定でハイキングガイドをする青年。
漬物、これは日本でもなくてはならない食卓に並ぶ一品ですが、四川でも非常によく漬物は多く食べます。



四川料理は漬物を調味料、食材として多く使う。炒めもの、スープ、煮物な酸っぱい味とコクがでていろんな味を演出してくれる。そんな漬物は四川の家庭ではどこでも作られていて、どれも家庭の味、その土地の酵母の味がある。





泡椒鳳爪(鶏のもみじ漬け)が大好物で、お母さんにたくさん作ってもらい、仲間たちと一緒に食べる。
康定へ戻る途中、楽山へ途中下車。

離婚した父の元へ行き、
泡椒鳳爪を一緒に食べる。すっぱく、ほろ苦い味。




宜賓名物の芽菜の原料は芥菜(カラシナ)。一年間ねかせた芽菜は風味も食べごろ。

芽菜を使った料理は「宜賓燃面」、「咸焼白」「鶏米芽菜」を筆頭に多数あり、
下飯菜(ご飯がすすむおかず)として中国中で愛されている漬物。




山東省、夏になるとスイカが大量に収穫される。

この地方で作られているのが、スイカを使った西瓜醤(シーグァージャン)
発酵させた黄豆とスイカ、たくさんの調味料を混ぜて発酵させて作る。

ご飯の定番おかずとして愛されている料理。




湿地帯で取れる天然野菜、蒲笋(ガマ:多年草の抽水植物)。
蒲笋(ブースン)の変異したものが茭白(マコモ:別名ハナガツミ)と呼ばれる野菜。
中国とベトナムでしか食べらていないそう。



蒲笋と似ているのが、蒲菜(ブーツァイ)と言われる野菜。蒲菜を使い、各地方で様々な料理が生まれている。
蒲菜餃子が特に印象的。


妻は四川出身、夫は広東出身。

無事に子供が生まれた事を祝い、双方の親が料理を作って祝う。
広東の祖父、祖母は泉の水を使いスープを作る。四川の祖母はドクダミの葉を使い、栄養あるスープを作る。



広東人はスープが大好き。砂で作られた独特な鍋に様々な具材を入れ、煮る、または蒸してスープを作る。





家族皆でごはんを食べると言うのはすごく幸せなことですね。
何気ない食卓に幸せはあるのかもしれません。

その光景はどの家族もどこか似ています。きっと普遍的な幸せの形なのでしょう。