【第二季】舌尖上的中国、第2部開始しました!! | 四川料理修行の巻

【第二季】舌尖上的中国、第2部開始しました!!


先週金曜日から舌尖上的中国の第二部が始りました!!毎週金曜日に放映される日程です。

すでに第1、2が放映されていて、グルメ好きの中国人がyoutubeなどにあげているので、中華系サイト以外でも簡単に見れます。

■放映日程

4月18日 ~ 6月6日

CCTV-1 毎週金曜日 21:00
CCTV-9 毎週金曜日 22:00


■放映の内容は前回と同じく八つの構成のようです。

・01 脚步 - 歩み
・02 心传 - 心に伝える
・03 时季 - 旬
・04 家常 - 家庭の味
・05 秘境 - 秘境
・06 相逢 - 巡り合い
・07 三餐 - 三食
・08 未定?


■「01 脚步 - 歩み」のまとめ

チベット、四川省、浙江省、湖北省、貴州省など中国全国を舞台に、

・その土地、その職業に生きる人達と
・その土地で食べられている特別な食

人と食がともに歩んでいる道のドキュメンタリーです。






ブータンにほど程近いチベット自治区ニンティ波密県。

チベット族の若い青年が兄の高校卒業を祝いのプレゼントとして、40mもある木に上り、蜂蜜をとる。命綱は木のつる。三時間かけて登り、100%野生の蜂蜜を取り、バターと一緒に炒めて食べるスイーツ。


四川省の養蜂家夫婦は1年の11ヶ月間、旅をしながら、蜂蜜を作り続ける。
こんな仕事大変でもう・・と愚痴をこぼしながらも夫においしい四川料理を作る良妻賢母。


自家製のおぼろ豆花を鍋一杯に作り、遠く離れても四川の味を食べれて、笑顔の夫。
四川の女は本当にいい!という夫は「おしどり夫婦(火巴耳朵)」といい、笑う。


麺所の陝西省。小麦の収穫時期になると収穫の手伝いに来るのが「麦客(マイカー)」と言われる人達。この時代、鎌を使い手で収穫をする男達。機械化の波が押し寄せ、麦客達の仕事は次第になくなっていく。




そんな麦客達に接待するのは村のしきたり。新小麦はとれたてが甘いくて一番おいしい状態。それをおばーちゃんが手でこね、3cmも幅がある麺を作る。新小麦の食感、甘さを味わうにはこの太さが一番いい。



浙江省台州の三門湾。漁をしている夫婦は漁に出たが、あまり大量とはいかない。
漁に出ない日は湖で短蛸(イイダコ)を取ったり、高速カメラでやっと撮影できた神業的な技で跳跳魚(トビハゼ)を釣る。

家でゆっくりと家族で取れたての食材を食べるのが一番の幸せ、娘は満足そうに言う。



山奥に一つ住む老人。山で採れたのは野性のしいたけ。人口のしいたけの違い、味は抜群。
取れたてを食べるより一旦干して、水分を飛ばしてからの方がおいしい。おいしさの秘訣は太陽と風。



山東省のとある農村。おばぁさんの誕生日に家族総出で準備を行う。各種穀物を伝統的な臼で引き、粉上にして山東名物の「煎餅(ジェンビン)」を作る。



薄く薄くのばしさっとあぶって作る「煎餅」。紅焼肉、羊肉などおかずを煎餅に挟んで食べる。
でも山東人が一番好きなのはネギを一本まるまる入れ、ソースをつけ、それを煎餅に巻いて食べる「煎餅巻大葱」。



ここから巻物系の料理の紹介!
広東省潮州の「春巻」



貴州省の貴陽っ子が大好きな「丝娃娃(スーワーワー)」。20種類の野菜と4種のソースを入れる。



北京は北京ダックを挟んだ「烤鴨巻餅(カオヤージュェンビン)」



浙江省、具だくさんの「食餅筒(シービントン)」



福建省の「潤餅(ルンビン)」


シンガポールで食べられている「薄餅(バオビン)」




貴州省の山奥の農村。苗族(ミャオ族)の伝統的な田んぼには稚魚を入れて収穫時に魚を食べる「稲花魚」という習慣がある。出稼ぎに出ていた夫婦は収穫時に里帰り、子供たちと一緒に稲花魚と取ったり、岩の陰にいる爬岩魚(ガストロミゾン)を使い、新鮮な香辛料を発酵させて作る魚醤を作ったり、つかの間の家族の時間を過ごす。

そしてまた出稼ぎに行く。




故郷を離れて40年。アメリカの農場で働き、故郷、福建省泉州に帰ってきた老人は帰郷宴(グイシャンイェン)を開き昔の仲間達と乾杯をする。故郷の味をやっと存分に味わえる。砂に入った特殊な大根を使った「萝蔔飯(ルオボーファン)」がおいしそう。





人と食との歩み。人それぞれでいろんな人生が見えます。

次回もお楽しみに!!