【四川料理 レシピ】簡単シンプル!3分でできる、キャベツの甘酢炒め(糖醋连白)!
四川料理の味付けは多種多様で何個もあり
「一菜一格、百菜百味」 ”一つ一つの料理でそれぞれの味わいがあり、百の料理には百の味がある”
という名言があるぐらい、素材を生かしつつ、素朴な味を表現する一面もあります。
この料理はまだ四川に行きたての頃、強烈な辛い味付け、香り、油の量になじめないときよく食べていました。
糖醋(tang cu)という、あまい+酸っぱいという味付けは、遠方に出かけている旅先で、同郷の味に会えるという懐かしさを感じさせ、来たばっかの頃の日本人コミュニティーでは神扱いされる味でした。
しかし、それが1年、2年と経過すると糖醋(tang cu)=軟弱みたいな価値観になり
より現地人が食すものへ、より四川へとディープになっていく傾向になります。
ただ、たまに食べると一瞬で懐かしいという味を感じ、やっぱりうまいな!と再確認してしまう。
私は海、山、草原、街すべて行った。しかし、うちの庭先の花壇の中にすべてがあった。
とインドの詩人、タゴールは言っていました(うろ覚え、、)。原点というべき場所は行揺るぎなく、真実が詰まっている。糖醋という味はある種、原点に近く、それは嘘偽りはなく細胞が欲しており、心から味わえるもの。
話が随分それました・・・一言でいうと日本料理に近いからうまいんだよな、ということです。
ちなみに连白(lian bai)というのは四川語でキャベツ。
材料:キャベツ(5枚ぐらい)
調味料:みりん(大さじ3)、黒酢(大さじ1)、塩(少々)、花椒(3つ)
①キャベツを一枚一枚丁寧にとる
キャベツの茎から包丁を入れ、一枚一枚丁寧にとって、しっかり洗う。
②キャベツを賽の目に切る
包丁の上でキャベツをおさえ、切りやすくしてから5cmぐらいの正方形にザクザク切る
③炒める前の事前準備
切ったキャベツの上に花椒、塩を置いておく。みりんと黒酢は予め混ぜておく。
④炒める(強火)
フライパンに大さじ2の油をしき、煙が出るまでしっかりフライパンを熱する
煙が出てきたらキャベツを入れて油となじませる。
⑤味付け(強火)
キャベツが油となじみ、少し火が通ってきたら(30秒ぐらい)
混ぜ合わせたみりん+黒酢を2/3を鍋肌に回し入れ、30秒ぐらい混ぜ合わせる。
最後に残りのみりん+黒酢1/3を鍋肌に回しいれ、完成。
シンプルだけど、激ウマです。この料理、大体、3分くらいでできます。
しかもハニーも大好きで「四川の味を完璧に再現している!」という絶賛ぶりでした。
初ですね、ここまで再現できたのは!!!!!
・最初に調味料を混ぜておく
・常に強火で表面に火を通すようにする。そうするとシャキシャキ感が残る。
・花椒をほんの少し入れるとぐっと本場の味に近くなり、香りがでます。