先日,県外契約栽培業者手配の丹波黒大豆種子25㎏が届いた。
いよいよ本格的初作付けの始まりだ。今季は,借農地圃場60aを使っての作付け初挑戦である。そのうち,作付け50a分は,県外製茶業者との初契約栽培だけに,生産農家としての責任も重大であり,また,栽培に関する知識も技術も皆無の為不安が募るばかりだ。
作付けにあたり,移植栽培にすべきか直播栽培にすべきかでずいぶん迷った。前者は,手間はかかるが鳥食害被害を少なくすることができ,しかも定植後の活着率が高い。他方,後者は播機による直播きの為省力化を図ることができるが,発芽率が悪く鳥食害も避けられないので,結果的に欠株が多くなる。
思案の結果,圃場10a分を移植栽培で,残りの50a分を直播栽培で挑戦することにした。
昨日,圃場10a分の移植栽培を手がけた。黒大豆種子2.5㎏を種子消毒後,128穴セルトレイ18枚に蒔いた。昨年の移植初栽培経験では,発芽率50%以下とさんざんな結果となった。発芽率を高める為には,種子のへそ部位を下向きに蒔かなければならないのだそうだ。そんなことは全く知らなかったからである。また,セルトレイ播種後の管理も悪く,発芽直後に枯死させてしまったものも多かった。また,播種後の管理が悪かったせいもあり,せっかく発芽した株の多くを枯死させてしまった。
さて,約10日後の発芽はどうなるのだろうか?
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