甘辛口の香港カレー
毎度憂鬱な昼飯です。
出前で何を食べるかいつも悩み苦しむのですが、今日はカレーを頼みました。
この中でBを選びました。回りくどく書いてありますが、早い話がビーフカレーです。
これらのカレーは茶餐庁などで食べられる、いわゆる香港カレーです。
今までカレーを頼まなかったのは、香港カレーは大抵、汁っけが少なく、カレーそのものもスープみたいです。
それをタイ米にかけて食べるので、ただでさえ少ないカレー汁が飯の底へ沈んでカレーおじやのようになってしまうんですよね。
おまけに白米の量が圧倒的に多いため、カレーライスを食べると言うよりは、カレー煮のジャガイモや肉をおかずにご飯を食べるようになってしまいます。
味はともかく、カレーはやはりご飯の上にたっぷりとかかった状態で口に運びたいですよね。だから今までカレーは取ったことが無かったんです。
ところが今回出前で取ったカレーは、違っていました。
ご覧のように、麺類の出前に使うカップの中に、とろみがかったカレーがたっぷり入っています。
その分具が少ないと言うことになるのですが、たまねぎが見当たらず、ジャガイモも2~3切れ、しかし味の抜けたような牛肉はごってりと下に沈んでいました。
この写真のようにタイ米にかけても、とろみがあるためカレーが沈んでいかないんですよ。
味については、香港カレーは先ず口に含んだときに、ココナッツミルクの甘さが広がります。
それからちょっと遅れて、カレー粉の辛さがジワっと効いてくる、、、。
甘さと辛さが混在している味、だから甘辛口カレーです。
甘口と辛口を合わせたら中辛になるんじゃないか?と思われるかもしれませんが、ココナッツミルクの甘さとカレーの辛さが交わらないんですよね。
だからそれらを二段差で味わうことになります。
また以前にも触れた
、八角の味は入っているのかも知れませんが、全く感じられませんでした。
なにはともあれ、昼飯の選択肢が一つ増えました。