ブルー・デモンの生涯がTVシリーズとなって登場!という発表がありました。
「ソニーTVとテレビサによる、メヒコの偉大なレスラーの生涯をベースとした『ブルー・デモン』シリーズ」
メヒコで青いマスクのレスラーとして知られたアレハンドロ・ムニョス・モレノの生涯をTVドラマで製作することにソニー・ピクチャーズ・TVとテレビサがゴーサインを出したとのことです。
これが1時間ドラマで全65話!日本の大河ドラマで50話なんですよ。どれだけ波乱万丈の人生なの。
物語は彼の出身地ヌエボ・レオンからスタート。実家は農家で12人兄弟(!)の5番目として生まれたそうです。それから叔父と住むためにモンテレイへと移り、鉄道で働くことになります。そこで頑強で体格の良い若者に有名なルチャドール、イグナシオ・ベラと対戦するチャンスが訪れるのです。そこでアレハンドロはルチャ・リブレへの興味をそそられます。
アレハンドロは最終的に全ての世代に認められるマスクマンの1人となるように、彼自身の恐れを克服し自らの悪魔に立ち向かう、信じ慣れないような旅に出るのです。
ソニー・ピクチャーズTVのラティン・アメリカ、USヒスパニック部門のシニア・バイス・プレジデント兼マネージング・ディレクターアンヘリカ・ゲラさんによると「実在の人物や出来事の物語に対する地域の需要の高まりがあります、このトレンドはコロンビアから始まり、現在メヒコに至る道を作りました。ブルー・デモンはルチャ・リブレ最大のレジェンドの1人で、観客に親しみのある一面と、非常に少数しか知らない複雑で波乱万丈な世界の探検を提供します」
なんともまあ楽しそうなドラマ!
ところが厄介な問題が…実はブルー・デモンJr.はこのことを知らなかったそうです。
「ブルー・デモンJr.は彼の父親のTVドラマ化を知らず」
ブルー・デモンJr.のツイッターでの発言によると「友人たちよ、私には知らされていないそのシリーズに手を出すのは止めて欲しい。既に私の弁護士たちは起こることをチェックしている」
もう戦う気満々じゃないですか。この記事によると「現時点ではレジェンド・ブルー・デモンの息子は、彼の弁護士たちは状況を認識していて、我々はこの問題の結果を待っている」とのことですけど。
確かブルー・デモンJr.はブルー・デモンの実の息子じゃなかったはず…?2007年頃から遺族とロイヤリティーの問題で揉めてたと思うんですが。