(ビジネス知識)「CEO」と「CFO」の違いをざっくり説明したいの巻 | ちょっとの努力(仮)

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もしビジネスパーソンや学生さんのあなたが、後輩からこう質問されたらどう答えますか。


「先輩、CEOとCFOってどう違うんですか。」

「えーと、CGOはチーフガンダムオフィサーで、UFOは未確認飛行物体で、えーっと・・・・。」

「・・・。(一応感心したふり)」


周辺の知識には、くわしいんですね。でもメインを言ってませんよ。フランス料理のフルコースでデザートだけ食べてメインディッシュを食べないようなものだと、もったいないです。


『・・・フルコースを食べたことのない人、説明をお願いします。』


結論からざっくりいうと、

CEO」は「経営部門のトップ」。「CFO」は「財務部門のトップ」です。


具体的に説明します。


ここに、架空の企業、ジオン社(仮名)があります。

会長はデギンさん(仮名)、社長はギレンさん(仮名)。

また、同じく経営にかかわる、ドズルさん(仮名)、キシリアさん(仮名)もいます。


この4人は、取締役会(とりしまりやくかい)で、経営のトップをギレンさんに選びました。


また、数字に強い人間も経営に必要だということで、キシリアさんの推薦(すいせん)で、マさん(仮名)も財務部門の責任者として登用(とうよう)することになりました。


マさんはちょっと人付き合いの悪いところがありますが、計算が得意でジオン社の利益計画作成などにおいて大きな役割をはたし、「マさんのおかげでジオン社はあと10年はこの分野で戦える」といわれる人材となりました。


上の例では、ギレンさんがCEO(Chief Exective Officer:最高経営責任者)、マさんがCFO(Chief Financial Officer:最高財務責任者)となります。


企業によっては、会長がCEOを兼任する場合もあります。


ただし、日本ではCEOCFO法律上の規定(きてい)は無く、アメリカの企業の役職名をそのまま使っているのが現状です。なんでもアメリカのマネではなく、日本独自の「殿様(とのさま)」・「家来(けらい)」・「忍者」などの役職があったらおもしろいですが。


『・・・「アイ アム ア ニンジャ オブ ディス カンパニー」とか言ったら警戒(けいかい)されそうです。』


補足しますと、外資系企業(特に金融関係)と日本の企業とでは特にCFOの人選(じんせん)に差があります。


外資系企業ではCFOCPA(公認会計士)などの資格を持っている人を

社外から選ぶことが多いです。それに対して日本の企業では、経理部長・

財務部長が昇進してこのポジションにつくことが多いです。


また、「COO」という役職もあります。「遠い海から来たCOO(クー)」と間違えないようにしてください。


『・・・ムリヤリの1(いち)ボケを入れました。』


COOとは、(Chief Operating Officer:最高執行責任者)の略で、ざっくり言えばCEOに次ぐ、経営上のナンバー2です。


上の例だと、仮にデギンさんがCEOを兼任した場合は、ギレンさんがCOO。ギレンさんがCEOだと、ドズルさんやキシリアさんがCOOのポジションにつくことが多いです。


CEO・CFO・COOともアメリカ型企業における役職名なので、日本企業にそのまま当てはまらないところもありますが、以上ざっくり説明させていただきました。


ちなみに、マ・クベは、「機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編」のオリジナルバージョンでは、エンディングテロップで「マ」とだけ紹介されていました


(参考:インタービジョン21/著,『重要だけど、意外と知らない「経済用語」400』,三笠書房,2010)

紹介記事へのリンク↓

http://ameblo.jp/chottonodoryoku/entry-10720893444.html


利率と利回りの違いを説明した記事へのリンク↓

http://ameblo.jp/chottonodoryoku/entry-10756686721.html


アメリカの社会のしくみを説明した記事へのリンク↓

http://ameblo.jp/chottonodoryoku/entry-10686475417.html


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http://ameblo.jp/chottonodoryoku/entry-10723523092.html