深川めし風あさりごはん・レシピ

このところ何かとやることが多くて、今年のGWはどこにも行かずにずっと作業をしていました。
家でお料理はしているものの、忙しくなってしまいなかなかブログの更新ができませんでした（＾＾；

そんなGW中に作った、あさりごはんの夕食です。
東京名物の「深川めし」が好きで、東京駅から新幹線で帰るときに、よくグランスタ地下の「てとて」で深川めしのお弁当を買っています。
本来の深川めしは、ごはんの上に煮たあさりを乗せた丼だそうですが、駅弁の深川めしは上品な炊き込みごはんです。
今が旬のあさりで、深川めし風の炊き込みごはんを作ってみました。


砂抜きしたあさりは、酒蒸しにして身をはずして取り分けておきます。
お米に昆布を乗せて、さきほどのあさりの蒸し汁に薄口しょうゆ、みりん、分量の水を足して炊きます。
炊きあがったらあさりの身を乗せて蒸らしてできあがり。

○鱈とアスパラ、きのこの味噌ホイル焼き
○れんこんのごまマヨネーズ和え
○だしまき卵
○豆腐のすまし汁
○いちご
といただきました。

ごはんにあさりの出汁がしみていて、自分で作ったものながら「これはおいしい！」と自画自賛してしまいました。
というより、あさりが良いのでしょうね。
この時のあさりは、潮干狩りに行ったという母から送られてきた愛知県の梶島のあさりです。

梶島のあさりはブランドあさりでおいしくて有名なのだそうです。

スーパーのあさりよりも身がぎっしりつまっていて、味も濃いです。
梶島のあさりをたっぷり４００g使って作ったあさりごはん、おいしいわけですね（＾＾）


あさりはビタミンB12（52.4μg/100g）や鉄分（3.8mg/100g）、アミノ酸の一種タウリンを豊富に含んでいます。
ビタミンと鉄分は貧血予防に、タウリンは肝臓強化や動脈硬化予防に効果があります。
GWにお酒を飲み過ぎて、肝臓が疲れている人にはもってこいの食材ですね。
お酒の飲み過ぎは私ですが・・・（＾＾；
鉄分とビタミンが豊富なので妊婦さんや、タウリンの効能でコレステロール値の高い方にも良い食材です。


旬の食材は、一年のうちで一番その食材の栄養価が高いといいます。
お値段も安くなって、旬の食材って素晴らしいですね。
今が旬のあさりや春野菜で栄養を補給して、忙しい毎日を乗り切ろうと思います。




【参考：出典】
■五訂食品成分表2005　　女子栄養大学出版部　　2005年
■標準食品学各論　　沢野勉　編　　医歯薬出版株式会社　　2005年



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◆◆◆　深川めし風あさりの炊き込みごはん　◆◆◆

【材料】２～３人分

　米　　　　　　　２合
　あさり　　　　　400g（殻付き）
　酒　　　　　　　100ml
　水　　　　　　　適宜
　昆布　　　　　　10cm１枚
　薄口しょうゆ　　大さじ１
　みりん　　　　　大さじ１／２

　三つ葉　　　　　適宜

【作り方】
１、米は研いで３０分浸水させておく。
あさりは砂抜きし、殻をこすり合わせて洗う。

２、鍋にあさりと酒を入れ、あさりがかぶるくらいの水を加える。
蓋をして火にかけ、沸騰したら弱火にして殻が開くまで蒸し煮にする。
蒸し汁をざるで濾して取り分ける。
あさりは殻から身をはずす。

３、米は水気を切り炊飯器に入れる。
昆布は濡らしたキッチンペーパーで表面をふき、米の上に乗せる。
（２）の蒸し汁に薄口しょうゆとみりんを加え、さらに水を足して分量の水加減にして炊く。
炊きあがったらあさりの身を加え蒸らす。

４、茶碗に盛りつけ、三つ葉の小口切りを散らす。

　
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