秋鮭ときのこのカレークリームスパゲッティ・レシピ
Yahooブログの過去記事からの転載です。初出：2009/11/8(日)
※過去記事は、２、３日後に過去の日付にして記事の場所を移動しています。
旬の秋鮭を使った、カレークリームソースのスパゲッティを作りました。
鮭と玉ねぎ、きのこを、にんにく・オリーブオイルで炒めて、カレー粉を加えて少し炒めて香ばしい香りを出します。
ブイヨンと生クリームを加えて少し煮詰めて、ゆでたスパゲッティと混ぜ合わせます。
隠し味にしょうゆを少々入れてできあがり♪
秋らしいパスタができました。鮭と、香ばしいカレーの風味って良く合いますね。
カレークリームが新鮮なおいしさでした（＾＾）
今が旬の鮭は「秋鮭」と呼ばれています。
秋鮭は一般的にはシロザケのことで、秋に生まれた川の沿岸へ、産卵のために戻ってくる鮭を秋鮭と呼ぶそうです。
秋以降に北海道や東北地方沿岸に来遊する群れのことを特に「あきあじ」と呼び、「秋味」と書いたり、「秋鮭」と書いて「あきあじ」と読むこともあるそうです。
これに対して、春から夏にかけて沿岸の定置網で獲れる鮭のことを「ときしらず」と呼ぶそうです。
鮭の呼び方もいろいろあるんですね（＾＾；
産卵前に川にさかのぼって来た秋鮭は、脂が乗って一番味が良いそうです。まさに今が旬ですね。
鮭の身の赤い色は、カロテノイド系色素の一種「アスタキサンチン」によるものです。
アスタキサンチンには強い抗酸化作用があるそうです。
活性酸素を撃退して、老化防止や、しみ、しわの予防に効果があると言われています。
アスタキサンチンの抗酸化作用は、ビタミンEの1000倍以上にもなるのだとか！
鮮やかなカロテノイドの赤色をした秋鮭は、産卵前のお母さん鮭の栄養がたっぷり詰まっているんでしょうね。
老化防止と美肌効果を期待して、秋鮭をたくさん食べたいなと思っちゃいました（＾＾）
鮭のパスタに使ったカレークリームソースは、鮭以外の他の具材にも良く合います。
上の写真は、残り物のハム、ベーコン、じゃがいも、玉ねぎで作ったカレークリームスパゲッティです。
他にもツナやシーフードミックスなども合いそうですね。
カレーの風味が香ばしくておいしいクリームパスタ、なかなかオススメです（＾＾）
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参考：出典
「コツと科学の調理辞典」河野友美著 医歯薬出版株式会社 2005年
「湘南アルプスの麓から 秋鮭（シロサケ）について」 http://www.eonet.ne.jp/~namadu/home/sake2.htm
「鮭のアスタキサンチンの秘密」http://asuta.sblo.jp/article/2632473.html
◆◆◆ 秋鮭ときのこのカレークリームスパゲッティ ◆◆◆
〈材料〉２人分
秋鮭切り身 ２切れ
玉ねぎ １／４個
しめじ 20g
まいたけ 20g
にんにく １片
オリーブオイル 大さじ３
カレー粉 小さじ１
しょうゆ 小さじ１／４
（A）湯 50cc
（A）顆粒コンソメ 小さじ１／２
（A）生クリーム（動物性脂肪）200cc
小麦粉 少々
塩、こしょう 少々
イタリアンパセリ ２枝
スパゲッティ 160g
スパゲッティをゆでる塩 適宜
〈作り方〉
１、秋鮭は一口大の大きさに切り、塩、こしょうを振る。
表面に薄く小麦粉をまぶす。
玉ねぎは薄切りにする。
しめじ、まいたけは石づきを取ってほぐす。
にんにくは皮をむいて潰す。
２、鍋にたっぷりの湯をわかし、塩（分量外、湯１リットルに小さじ２）を入れ、
スパゲッティを袋の表示時間より１分短くゆではじめる。
３、（A）の材料を混ぜ合わせておく。
ボウルに湯を入れ、顆粒コンソメを溶かし、溶けたら生クリームを加える。
４、フライパンに潰したにんにく、オリーブオイルを入れ、弱火にかける。
にんにくの香りが出たら鮭を入れて火を強め、両面を焼き付ける。
玉ねぎを加えて炒め、しんなりしたら、しめじ、まいたけも加えて炒める。
５、（４）のフライパンにカレー粉を入れ、カレー粉の香ばしい香りが出るまで炒める。
火を弱火にし、（A）のクリームを加えとろみが付くまで少し煮る。
６、ゆであがったスパゲッティを、ゆで汁少々と共に（５）のフライパンに加える。
全体を混ぜ合わせ、しょうゆ、塩、こしょうで味を整える。
器に盛り、イタリアンパセリを添える。