キリンビールの工場番号と、えびの湯葉巻きポン酢ジュレ

Yahooブログの過去記事からの転載です。初出： 2009/5/26(火)

先日名古屋駅にある金沢料理のお店に食事に行った時、仲居さんからこんな話を聞きました。

「うちのビールは、キリンビールの北陸工場で作ったビールなんです。
白山の伏流水で作ってあるからおいしいですよ。
製造番号が８８って書いてありますでしょ。これが北陸工場の番号なんです」

瓶ビールの裏側のラベルを見ると、「製造年月旬」というところの一番最後に８８とあります。
へえー、これでどこの工場のものかわかるんだ！と興味を持ちました。


８８が北陸だってことはわかったけど、他の番号はどうなんでしょう。
うちにあるキリンビールの缶を見てみたら１２と書いてあります。
ネットで調べてみたものの、どうしてもわからなくて、お客様センターに電話して聞いてしまいました（＾＾：←なんて迷惑な客・・・
そうしたら、FAXで一覧を送ってくださいました。なんて親切な会社！
１２は名古屋工場だってことがわかりました。




他の工場番号はこの通りだそうです。

３１　千歳工場
１４　仙台工場
２７　栃木工場
２４　取手工場
２８　横浜工場
１２　名古屋工場
８８　北陸工場
１７　滋賀工場
１１　神戸工場
１５　岡山工場
６１　福岡工場

うちにあった瓶ビールと缶のラガービールは「１２」だから名古屋工場、クラシックラガーの缶ビールは「２４」とあるので取手工場産なんですね。


FAXにはさらに、
「使用しております『水』につきましては、１００以上の管理項目を設け、独自の水質基準を満たすものだけを使用し『水』による味の違いはございません」
と書いてあります。
仲居さんの「白山の水だからおいしい」って言うのはちょっと違ったみたいですね（＾＾；


そんなキリンビールのおつまみに、えびと長芋アボカドの湯葉巻き・ポン酢ジュレを作りました。
お刺身湯葉で、ゆでたえび、長芋、アボカドを巻いて、ポン酢ジュレをかけたものです。
最初ポン酢をかけていたんですけど、ビチョビチョになってしまうのでゼリー仕立てにしてみたらこちらの方が食べやすくて、見た目も面白くて気に入りました。
だし汁にポン酢を入れて、ゼラチンでゆるく固めたものです。
見た目も涼しげでこれからの季節にちょうどいいですね（＾＾）
アボカドなしで、えびと長芋だけで作ってもさっぱりした感じでおいしいです♪


ビールの製造工場番号がわかったので、今度は同じビールの工場違いを買って、味が違うか飲み比べてみようかな、なんて思います。
たぶん私の舌では区別がつかないような気がしますが・・・（＾＾；



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◆◆◆　えびと長芋アボカドの湯葉巻き・ポン酢ジュレ　◆◆◆
〈材料〉　（２人分）

◇湯葉巻き◇
　刺身湯葉　　　　大１枚（150g)
　えび　　　　　　６尾
　長芋　　　　　　30g
　アボカド　　　　1/4個（30g）

◇ポン酢ジュレ◇
　だし汁　　　　　35cc
　ポン酢　　　　　大さじ１
　粉ゼラチン　　　1g
（※ポン酢ジュレはこの倍量で作ると作りやすいです）

〈作り方〉
◇ポン酢ジュレを作る◇
１、粉ゼラチンは少量の水でふやかしておく。

２、鍋にだし汁を入れ火にかける。
沸騰したら粉ゼラチンを加える。
ゼラチンが溶けたら火を止め、ポン酢を加える。

３、ボウルや保存容器などに入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
固まったら小さな泡立て器でかき混ぜてジュレ状にする。

◇湯葉巻きを作る◇
１、えびは殻の継ぎ目から竹串を入れ、背わたを取る。
鍋に湯をわかし、塩少々を入れてえびを入れ、２分ほどゆでる。
ざるに取ってそのまま冷ます。
冷めたら殻をむく。
腹側に１、２カ所切れ目を入れてまっすぐにする。

２、長いもは皮をむいて1cmのひょうし木切りにする。

３、アボカドは１cm幅にスライスし、縦半分に切る。

４、巻きすに湯葉を敷き、ゆでたえびを並べる。
長芋を一列に並べ、えびを並べる。アボカドを並べる。
端から巻いて、よく巻き締める。

５、６～８等分に切り、皿に並べポン酢ジュレをかける。