春節休みの後半は「空城」(春節時期の上海は人がいなくてとっても静か)上海で過ごすことになったのですが、地元福建で年越しをしたえりちゃんも戻ってきて、同じく上海で過ごしている友達夫婦と目的地と山登りをする!ということだけ決めてドライブがてらプチ旅行することにしました。

 

祝日は高速道路は無料で、そして春節も中盤、帰省ラッシュをさけれてのとてもスムーズなおもいつき旅でした。

 

江蘇省、浙江省各地に温泉があるので、中国の温泉用に水着もカバンにいれて、もしかしたら別の町にもよるかもしれない、だいたい2泊分の荷物をもって(車の旅はいろいろ持っていけるのもいいところ)出かけてきました。

 

 

上海から3時間、着いたののは浙江省寧海市にある双林村。

この村にはハイキングルートの登山口がいくつかあります。

 

民宿ばかりが並ぶ集落があり、そこでまずは本日のお宿を決めました。

 

春節も休まず家族4世代できりもりしているお宿に決定、4人部屋と3食込みで一人100元(春節値段でちょっと高め)でした。

 

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村のお昼時間はすでに終わっていたけれど、お昼ご飯を作ってもらい、お腹をいっぱいにした後はさっそく山へ、3時間くらいで歩ける短いコースをお宿のお父さんに教えてもらって出発しました。
 
 
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遊歩道もよく使われているようで、表示もしっかりあって迷うこともなくのんびり山歩き。
 
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ちょっとコースから外れて冒険してみるとこんな荒野にたどり着く。。。

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山から下りて大きなお寺の前に並べてあった丸太でちょっと休憩です。
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まだまだ歩き足りないなぁ~と 別の遊歩道を歩いてみようか~ と話しているとお宿のおとうさんから「もう準備できてるよ、冷めるから早くかえっておいで~」と夕飯コールがありました。
 
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夜はお客さんでいっぱい(上海からのお客さんが多かったです)の食堂で、おじいちゃんとおばあちゃんが育てたお野菜で、お母さん、息子夫婦が腕を振るったお料理を孫ちゃん、おじいちゃんとおしゃべりしたりしながら賑やかにいただきました。
 
双林村、名前の由来はこの村の人はみんな林さんだそうで、林が多い村という意味だそうです。
 
お宿に帰る前に売店に寄って、売店のおじさんおばさんともお喋り、おじさんとおばさんのご兄弟それぞれ4人ずつ、そしてその子供達、みーんなこの村に住んでいるんだそう。
 
話している途中で息子の一人がおじさんおばさんの顔を見に来て、何かもらいもののお酒を置いていったり、中国って家族の絆をとても大切にする国だなぁと思うけれど、今回の双林村では世代を越えた家族が楽しく一緒に活き活きと暮らしている様子がたくさんみれて微笑ましかったです。
 
 
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夜は上海から持ってきたお菓子を囲んで4人でお喋り。

新しい年明け、今年は4人とも新しいことが始まりそうです。上海に着たばかりの頃からこうやって一緒にいろんな時間をすごしてきた夫婦で仲良しのお友達、それぞれの立場や環境が変わって、もしかするとなかなか気軽に会えなくなるかもしれないけれど、これからもいろんなところにお出かけしていけたらな、と思います。

 

翌日は1日かけて標高800メートルのこのあたりで一番高い峰を目指すことにしました。