世の中、自粛自粛とは言いますが・・ | 金沢ウるカう不動産「長介」のブログ

世の中、自粛自粛とは言いますが・・

以下はおやじの他愛もないぼやきです。そう思ってお読み下さい。

自宅マンションのベランダから見渡せる伏見川沿いの堤防の桜のライトアップが始まりました。米沢電気さんの恒例行事です。桜の開花が楽しみです。↓

金沢ウるカう不動産 「長介のブログ」。-米沢電気桜ライトアップ

話はかわりますが、
気持ちは充分理解できます。毎日、ニュースで被災地の実況や原発の現状を知るにつけ、その悲惨な状況に只々うなだれ、同情に打ちひしがれる気持ちは重々承知しているつもりではありますが、日本の将来を考えると世の中に漫然と漂っている自粛ムードはいかがなものかと思うわけであります。


話は'85年に遡ります。日本はあのプラザ合意以降円高不況。そして低金利誘導がバブルを招き、法規制でバブル崩壊。その後日本は未曾有の大不況へと誘われることになりました。以降、経済はどん底。政治は混沌。国民はフラフラ。しかしマスコミは彼らの悲しい性で、無知な大衆を煽って、権力を相も変わらず、こき下ろすしかしない。そしてその結果、さらに経済の疲弊と政治の混迷は続くことになるのであります。これが今のこの国の現状です。


今後、この経済の停滞がこのまま続くとどうなるでしょう?この国は終わりです。
この国の一番深刻な問題は少子化による人口減です。そこから派生して、今後問題となる事柄です。今回の大震災で国債の大量発行によって借金はさらに膨らむ。しかし国債の格付けは下がる。国債の金利が上げないと買ってもらえなくなる。となると金利を賄うのにさらに国債を発行する。そひてさらに赤字は膨らむ。しかし少子化により経済は縮小する。国内では買い支え出来なくなり、海外に買ってもらう。そして最後には海外に国ごとが買われてします。人口減が続くということは右肩上がりで経済が伸張することはありません。かと言って、やっぱり不況なので、将来不安もあり、子供を作らない。そして景気はさらに悪化していきます。一体いつまでこのマイナススパイラルを続けるのでしょうか?ここらで断ち切りませんか?

不況?今は不況ではありません。この”失われた”と言われた20年間でも、この国のGDPは上昇を続けていますよ。
政治が悪いから?たしかにマスコミは権力に噛み付くことしかしませんし、政治家を悪くしか言いませんが、ちょっと考えてみれば分かります。マスコミが権力を叩く大義名分は世論ですが、世論を誘導してるのは批判しかしないマスコミ自信です。そろそろマスコミの論理に乗っかるのは止めにしませんか。結果をとやかく言うのならともかく、結果の良し悪しも出していない総理や大臣を生理的な感情で、世論を煽って辞任までさせるのはいかがなものでしょう?

官僚が悪い?それは政治家が自分たちへの批判をかわす為の口実です。マスコミはこんなことも言います。税金を上げるのは無駄を省いてからだ。景気を回復させてから、両方同時でしょ!

今、不況なのは日本人の心が不況なのです。先の見えない時代だから、慎ましやかに生活し、残ったお金は将来に備えましょう。いいえ、蓄えても、行き着く果てはこの国の破産なのですから。
ではどうすればいい?今よりもっとお金を使いましょう。そして政治は今、幻想を抱いて、口八丁手八丁の流行りものに飛びつくのではなく、大連立を待望し、しばらくは我慢して任せましょう。間違いなく、その先にしかこの国の将来はありません。

中国には5ヶ年計画というものがあります。国をどうしようかという大まかな5年間の計画です。日本では5ヶ年計画どころか今後どうするかなんで話は聞いたこともありません。仕方のない話です。これまでの総理大臣の仕事は国民の気分を害さないように、そしてマスコミに揚げ足を取られないようにして存命を図り、次の選挙で勝つことなのです。多くの内閣は一年あまりで、マスコミに潰されていってるのですから、そうなるのも仕方のない話です。

そこへ行くと菅総理は支持率の低迷にもかかわらず、一国の総理がコロコロ変わってどうする、俺は辞めないと言ってはばかりません。その通りではないでしょうか。今は間違いなく、首を挿げ替えながら、最良の総理を探すときではなくて、選ばれた人に任せるときだと思います。
菅総理!今、国民に向けて、復興へ向けて、国民の気持ちを鼓舞する名演説をお願いします。それでもマスコミは批判するのかどんなのか見てみたいものですが、支持率はうなぎ上りになることは間違いないでしょう。

ご覧のように桜はまだ咲いてはいませんが、それでも桜は必ず咲きます。そして春は必ずやって来ます。半年後、悲しみに打ちひしがれた東日本にも復興の伊吹は吹きます。
金沢ウるカう不動産 「長介のブログ」。-米沢電気桜ライトアップアップ

で本日の本題ですが、米沢電気さんが堤防沿いの桜のライトアップを始めました。
おそらく花見もするでしょう?

やればよい!やって下さい!
批判を恐れず言わせていただくなら、日本は自由主義経済社会です。つまり競争の社会ってことです。負ければ、身ぐるみ剥がされることもあります。自ら命を断つ人もいます。人の死に方は色々です。全員を助けられないのが、この社会です。菅総理も総理就任時に「最小不幸の社会」を実現すると言っていました。それがこの社会の目指す方向なら、不幸はなくならない。それが現実なのです。

だから、一定の配慮は忘れてはいけませんが、自粛は自粛!
米沢電気さん!花見はやりましょう!

今、被災地以外の日本が元気をなくしてどうします。
頑張りましょう!日本はひとつのチームなのです。その通りなのです。

以上おやじのぼやきでした。

では・・