SCCN November Race Meeting | ほぼ週刊チョロQ通信

SCCN November Race Meeting


 SCCN=ニッサン・スポーツカー・クラブの最終戦。
 ニッサン系のレースは全てシリーズ戦が終わっているために、FJ1600をメインにスズキのクルマのレースを中心にしたプログラム。その他はケータハム・スーパーセブン、BMWの走行会、ロータス・エリーゼの走行会、カートのレースなど。
 
 天気予報では午後9時過ぎから雨となっていたので、朝駐車場で会ったブログ仲間のアユバスさんとパドックまで一緒に歩きながら、「今日は天気はもちそうだね」と話していたのに、午後2時過ぎから少しずつパラつき始め、最後のエリーゼのレースでは完全にウェット。
 しかも、途中で3回(4回だったか?)赤旗中断があり、4時の終了時間を大幅に終えてしまい、最後の2コマはかなり暗くなってしまい、ライト点燈の指示が出ました。

 この画像は、朝、車検を待つスズキの車たち。
 左の列から、スイフト、フォーミュラ隼、フォーミュラ・ケイ。いずれもディーラー・ローンが使える優等生(笑)。
 フォーミュラ隼とフォーミュラ・ケイは同じクルマに見えるが、隼はその名の通りオートバイの隼の1300ccのエンジンを積み、フォーミュラ・ケイは軽自動車”ケイ”の660ccのエンジンを積む。横から見るとケイは隼のエンジンカウルをスパッと半分にぶった切ったような形をしている。

 この日の一番の収穫は、ロータス・エリーゼの走行会で走っていたオペル・スピードスターを見たこと。なぜ、ロータス・エリーゼの走行会にオペルかというと、実はこのクルマ、ロータス・エリーゼをベースにしてオペルが作った車なのだ。
 まだ正式輸入はされていないようだが、非常にいい出来で、エリーゼとはかなり違った味付けになっていると雑誌の評論に書いてあった。ドライバーの腕もあるとは思うが、なるほど、かなり速かった。
 スタイルも、オペル風の平面を多用したデザインで、見た目はかなりエリーゼとは異なるのだが、なにせ特徴的な寸法が同じなので、一目でエリーゼベースだとわかる。曲線を多用したエリーゼより私はこちらの方が好みだ。

 赤旗が多かった割にはこの日の担当区域(5.5ポスト)はオイル処理もなく、比較的平和な一日でした。
 しかし、いくら予選といえ、ヘアピンの真中のレコードライン上で押しがけでカートを走らせようとするのは止めてくれんかなあ。カートのドライバーにはどおってことのない行為なのかも知れないが、見ているこっちはハラハラのしどおし。
 それから5.5ポストに早くトイレを付けてくれ!

ロータス・エリーゼ
オペル・スピードスター
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