12時間眠り続けて目が覚めた時、一番初めに言った言葉を今も覚えている。
「私の足、ついてますか?」
2004年9月3日のことはかなり詳細に覚えているつもり。
というか、忘れようにもインパクトがでかすぎだ。
あの日から1年が経った。
この日を、私は空の上で向かえている。
いや別に死んだわけじゃない。
南米からの帰り道。
今、北米上空を飛んでいるところ。
足はまだついている。ちゃんと生きてる。
自分のやりたいことをやって生きている。
無事に一年生きたから、今日からピカピカの一年生。
今までを振り返って少し泣きたくなったが、隣に旅の連れがいるのでやめておく。
この一年、無駄なほど涙を流したから、次の一年はいっぱい笑いたいなあと思う。