大学病院整形の診察。
前回撮った骨シンチの結果発表ということで、チキンな私は昨日から神経性の胃痛に悩まされている。
診察室に入ると、K先生が焦っていた。
いつものんびりK先生が、見るからにアタフタ。
これは、ついに再発か?!
心臓飛び出す勢いで椅子に腰掛け、説明を聞く。
「ここなんですけどね…」
とペンの先で指された不気味に美しい自分の骸骨写真の、その左足首周辺に、なにやら黒っぽい集積あり。
「とりあえず、今すぐレントゲン撮ってきてください」
と、追い出される。
レントゲン待ちの間、もう頭はぐるぐる。
たまったもんじゃない。
大学のこと、親のこと、生活のこと、何を考えても嫌な結論しか浮かんでこない。
これから私、どうなっちゃうんだろう…と半泣きで再度診察室へ。
結果、
異常なし。
オイっ!
独り暮らし再開して、大学に復帰して、外で歩く機会が増えたことによる疲労の蓄積、が原因らしい。
確かに入院中はろくに歩けなかったわけだから、ここにきて疲労骨折もどきというのは納得できる。
心臓発作起こすんじゃないかってくらい焦ったが、結果オーライで一安心。
しかし、先生の言動ひとつでここまで人生浮き沈みできるってのは、なんというか病人てすごい。