スタートレック(原題名:Star Trek' 09年) | Que amor con amor se paga

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映画・本などのネタバレメインのブログです
日常で気になったコトや動画も載せてます。

 

今までハリソン・フォードやベンアフがやってきた、スパイもの『ジャック・ライアンシリーズ』

今度はクリス・パインが『エージェント・ライアン』でやるそうです。


クリス・パイン、ウィリアム・シャトナーの当たり役『スタトレ』に続き、鉄板役を貰いましたな。


スタトレマニアはプレイメイツが作ったフィギュアもボコボコ買ってるらしい

サンダーバードマニアがフィギュアを買って明大前にあるカフェにお礼参り(またの名を訓練+貸切パーティー)
に行くのなら判るのじゃが(爆)


そんなワケで、リブートスタトレ・第一作目。


ベネディクト・カンバーバッチが敵役の続編はこちら

予告編はこちら、あらすじいってみる





時は2255年

惑星連邦の新型艦“USS エンタープライズ”の艦長パイク(ブルース・グリーンウッド)は、
ある日、酒場で飲んだくれて連邦宇宙艦隊の隊員と、喧嘩沙汰を起こしている青年を見かける。

それは親の威光に耐え切れず、自分の進むべき道を見つけられずにいた22歳の若者カーク(クリス・パイン)だった。

カークの父親ジョージ(クリス・ヘムズワース)は、22年前、宇宙艦“USS ケルヴィン”の艦長で敵艦に特攻をしかけ帰らぬ人となっていた。

突如現れた宇宙船に攻撃されたケルヴィンに対し、ジョージは妻を含む乗員をシャトルで脱出させ、命がけで敵を倒したのだった。

そんなカークの父親・ジョージの偉業に敬意を払うパイクはカークに連邦艦隊へ志願するよう薦める。

その頃、惑星連邦に属するバルカン星では、バルカン星人の父親と、地球人の母(ウィノナ・ライダー)を
持つスポック(ザッカリー・クイント)が優秀な成績で連邦艦隊へ志願していた。


カークは、宇宙艦隊アカデミーに志願し、『コバヤシマル・シナリオ(なんちゅー名前だ)』の模擬試験で
不正を行い聴聞会にかけられてしまう。

が、その途中でバルカン星から緊急救助要請が届き、士官候補生も出動する事に。

聴聞会にかけられていたカークはボーンズ(カール・アーバン)の機転で出動できることとなった。


惑星連邦の敵は、カークの父が特攻をしかけた、巨大宇宙船ナーラダ号

船長のネロ(エリック・バナ)は艦長のパイクを連れ去り、バルカン星を重力変換装置で、消滅させてしまう。

パイク船長が連れされれたエンタープライズ号では、意見が対立するスポックがカークを、惑星デルタ・ウェガに
放り投げてしまう(号泣)


途方にくれるカークだが、そこで出会ったのは、、今のスポックより
129歳ほど年をとったもう一人のスポック(レナード・ニモイ)だった。

何故ネロが惑星連邦を攻撃してくるのか、老スポックは思いもよらぬ事実を話すのだが・・・


以下ネタバレになります。


テレビでスポックを演じたレナード・ニモイを、無理やり『映像』という形でひっぱりだし『老スポック』という役を演じさせているこの映画。

レナード・ニモイ、とうの昔に死んでるのに・・・続編映画でも同じ役やらしてるなんて、なんちゅーシリーズだ・・・

で、この129歳フケたという老スポック、何を語るのかというと。

ネロの故郷ロミュラン星は

私たちが間違えて消滅させました

・・・と、シラ~っと言うわけですね・・・え?バルカン星人だし感情ねぇからそれぐらいの
リアクション覚悟しろよって?

ネロは、それを逆恨みし、過去に遡り惑星連邦を壊滅させようとしてるのだという。
そのとばっちりにあったのが、カークの父親であり、バルカン星だということなので・・・。

が、老スポック、どこかトンチンカンなのが、ここまで話してカークが、この時ペーペーで艦長じゃないって
気づいた事(唖然)遅杉。

しかも、君がエンタープライズの指揮権をとるべきだと主張(爆)

で、老スポックから教わったタイムワープ法(この描き方が、これまた大味いい加減)でエンタープライズ号に
『観客からしてみれば奇跡的な方法』で戻ります。
映像美がハンパないので、ごまかされそうになるんすが

当のエンタープライズ号で、猛反発するスポックを、ほぼゴリ押しの方法で、おんだし自分が
艦長の椅子に座ってる(おいおい)


バルカン星が破壊される過程や、ロミュラン星人の宇宙船・ナラーダ号がブラックホールに飲み込まれる過程というのは、


クラッシャージョウの『銀河系最後の秘法』と、ガイ・ピアーズの『タイムマシン』をあべこべに
まぜたラストだなぁ、とオモて観てました。どちらもSFですから、似てる要素はあるんでしょうね。


冒頭部分で、カール・アーバン演じるボーンズが、ワープ航法嫌いをギャーギャー言うシーンが
ありますが、
ブラックホールなんか出てくる宇宙なんか、しょっちゅう見てたら、そりゃー乗組員の中には、カンベンして…ってのも
1人は出てくるのかもしれん…

デジモノへの疎さをアピールするアーバンがあの役をやるというのもある意味適役

彼演じるボーンズといえば、オレは医者だけどメカニックじゃねぇっ!が鉄板セリフみたいで、
テレビ版キャストに一番近いのはこの人かもしれん

ボーンズの名前の由来がこの話で出てくるとは、テレビでも
出てこなかったトコをみたら、ボツ脚本からとったんだろうか?


エンディングは、今ひとつしっくりこなったワケですが、アレは、老スポックが、
間違えてロミュラン星を消滅させなければ、カールのオヤジが
死ぬことはなく、カールは酒場で飲んだくれるコトもなかったワケだよね、
エリック・バナ演じるロミュラン星人・ネロの宇宙船がタイムワープしなかったんだから。


マニアの考察では、こうした『時間軸の違うスピンオフ』というのも
『ド○フのもしもシリーズ』よろしく
作られているらしく

『カークがもしもオヤジさんを事故でうしなわなかったらシリーズ』ってのも考えているんだそうな・・・

エリック・バナ、今回は異星役でトンデモ特殊メイクにさせられましたな…

『ミュンヘン』では丹精な若者だったんだけど。

冒頭でカークの父親役をやったクリス・ヘムワースは、
『マイティ・ソー』とか、今度公開の『RUSH』でジム・ハントを演じたりと
破天荒な役の方が多いし、正反対でんな。


いや~難航したスタトレの映画化、よくやりましたな~

なんちゅーてもスタトレ、マニアもはんぱねぇワケで

テレビシリーズ5本、10本の映画

・・・があるわけです、『相棒』も『暴れん坊将軍』も逃げていきます・・・


もうこんなにあったら、映画って、どんなにマニアたくさんいても作らんでしょ(爆)

ヘタなモノ作ったらマニアに攻撃されそうじゃね(笑)


なのに作っちゃった、このシリーズ、J.Jエイブラムスが監督したことから既に、マニアでは
『JJスタトレ』とかカテゴライズされてるらしいですよ、スゴイですね。

続編の終わり方からして、もう一作出来そうですねぇ







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