ハンガーゲーム | Que amor con amor se paga

Que amor con amor se paga

映画・本などのネタバレメインのブログです
日常で気になったコトや動画も載せてます。


もう続編も公開されてる、このお話、原作は三部作なんだそうですよ。

なぜこの小説が日本みたいに、RPGの領域に終わらずウケるのかというのは、
裏話で書いたとおりなので


主演のジェニファー・ローレンス、これで一気に人気がでましたねぇ


彼女、他の作品はどうして残念系なんだろう…

『世界にひとつのプレイブック』では男に体も心もだらしないのに打算的なネーチャンが、情緒不安定で精神病院行の男性に恋をするというトンデモな話だった

冬に公開予定の『アメリカン・ハッスル』でも残念系(号泣)

今カレ・ニコラス・ホルトと共演の
『X-men:ファーストジェネレーション』の時は、彼氏共々

全身青塗り特殊メイクで顔がわからない(涙)


このシリーズが一番カワイイんじゃないでしょか。


予告編はこちら、あらすじいってみる





時は、近未来の米国、文明崩壊後の国家パネム。

格差は異常なまでに広がり、限られた富裕層は首都キャピタルに住み、何不自由ない享楽の生活を送り、
他の人々はキャピタルを囲む様に作られた、13の行政地区に住んでいた。


しかしキャピトルに反乱をおこした第13地区は壊滅させられ、他の行政地区は降伏し、
キャピタルが必要とするものを生産するように、仕組まれていた。


それから、年に1回、各地区から12歳~18歳の男女1名ずつを選び、戦わせる『ハンガーゲーム』が
キャピタルで開かれるようになる。


炭鉱が主な第12地区は肌寒く寂れた街だった。

幼い頃に父親を事故で亡くしたカットニス(ジェニファー・ローレンス)は、心の病を患った母と、
幼い妹プリム(ウィロウ・シールズ)を狩りで養っている。

そんな彼女の理解者は、幼馴染のゲイル(リアム・ヘムワーズ)だけだった。

第12地区は、商業地に住む人々と、炭鉱地に住む人々で格差が出来、彼らが言葉を交わす事もない。

そんな街にも容赦なくハンガーゲームのプレーヤーを選ぶ『刈り』はやってきた。


本年度のハンガーゲームのプレーヤーに、プリムが選ばれ、カットニスは妹を庇い志願する。

対する男性で選ばれたのは、商業地に住む、カットニスの同級生でパン屋の息子ピーター(ジョシュ・ハッチャーソン)だった。

カットニスとピーターは、身分が生み出した哀しい思い出があった。

寒い冬の雨の日、カットニスが、ピーターの家の前で雨宿りをしていると、ピーターは、母親の
目を盗み、わざとパンを焦がして、カットニスの前に投げた。

第12地区の代表は、勇猛果敢で何事にも物怖じしないカットニスと、人の顔色を伺うばかりのピーターが
選ばれてしまったのだった。


二人は、第50回大会優勝者で、教育係のヘイミッチ(ウディ・ハレルソン)に、どうすれば勝てるのか、
富裕層の注目を浴びてスポンサーを獲得できるのか、ただ腕っ節だけでは勝てない、頭脳戦でいけと、
教わる。

ゲームは、全地区に中継されるという事も。


殆どのハンガーゲームのプレーヤーは、クジで選ばれてきているが、第1,2地区は、大会の為に
教育されたプロフェッショナルであること。

ゲーム場の中で、唯一食料や武器がストックされた場所、コルヌコピアで欲張ることなく、
なるべく一日目は逃げおおせることだけかんがえろと。


ゲームが始まる前も始まった後も、ピーターとカットニスの戦い方は対照的だった。


周りの様子を伺い、幼い頃からカットニスに思いをよせていた事までプレゼンテーションに利用したピーターは、
ゲームがはじまっても、群れて行動する。


カットニスは、ゲーム前のプレゼンテーションで、ゲームメーカーのセネカ(ウェス・ベントリー)の
傲慢高飛車な態度に苛立ち、彼の命を狙うかの様に、弓を放ち、ピーターのプレゼンに烈火のごとく怒り、
ゲームがはじまっても孤軍奮闘する。


ゲームは、第2地区の冷酷無比なプレーヤー・ケイトー(アレクサンダー・ルドウィグ)が、コルヌコピアで、
他のゲームメーカーを無残に殺していくところからはじまった。

しばらくすると、カットニスは、ケイトーが自分に敵意を持ち、同じ地区のナイフ使いのクローブ(イザベル・ファーマン)、
第一地区のマーベル(ジャック・クウェイド)、グリマー(レヴィン・ランヴィン)と共に探しているのに気づく。

その後ろに腰巾着状態でついてきているピーターにも。


あわや追い詰められたかという所(・・・この辺りの描写がチョと微妙)、だったが、第11地区のルー
(アマンドラ・ステンバーグ)が、木の上から、傍に、殺人蜂(トラッカー・ジャッカー)の巣があるから、
それを下に落とせば、彼らを追い払う事が出来ると教えてくれた。

万が一さされたら死亡、よくても幻覚作用が残る猛毒の針を持つトラッカー・ジャッカー

身の危険を感じながら、カットニスは、トラッカー・ジャッカーの巣を振り落とし、下で自分を待ち構える
プレーヤーに落とす。この時点でグリマーが、全身をさされて死亡したが、カットニスも酷い幻覚作用に
悩まされた。


カットニスは、自分を窮地から救ってくれたルーに妹プリムを見て、二人で生き残ろうとするが、
ルーは、何者かに殺されてしまう。

カットニスがマーベルがやったと思い、ふりかえりざまに、瞬時に弓で射るが、ルーは帰らぬ人となり、ゲームの様子を中継している第11地区では
暴動がおきてしまった。


ゲームメーカーのセネカは、これ以上暴動がおき、ゲーム執行不可能になるのを恐れ、同一地区からの
優勝者を二名出すよう、ルールを急遽変更する。


これを会場内で聞いたカットニスは、ピーターを探す

ピーターはカモフラージュをして埋っていたが、足には深い傷を負っていた

カットニスは、薬をとりにいく為にコルヌコピアに向かうが、そこでクローブに襲われる、クローブはルーを
殺した張本人だった。

そこにルーと同じ第11地区のスレッシュ(ダヨ・オケーニィ)が現れ、クローブを殺していく。『今回だけは、
特別だ!ルーの為だからな!』と言い残し。


しかし、ゲームを進めるセネカは、プレーヤーが死なないゲームは面白くない上、自分の首がかかっている。

スタッフにCGで作った猛獣を実物化させ、ゲームの中に登場させる。

今までは、炎を作り上げたり、天候を左右させたりしてプレーヤーの行く手を阻んできたセネカだったが、
今度は猛獣を作り上げ、意地がなんでもプレーヤーを殺すつもりなのだ。その最初の犠牲者として、
スレッシュが殺されてしまう。


カットニスとピーターは、コルヌコピアに向かうが、そこに待っていたのは唯一最後まで生き残ったケイトーだった。

カットニスはケイトーを撃ち、ピーターは、猛獣の群れにケイトーを投げ込む。

これで故郷に帰れる・・・そう思ったのだが・・・



ネタバレもへったくれも、ラストなんすが


このインテリゲームメーカー、またゲームルールかえよるんですよ!

勝者はやっぱり1人ね、って、何をワケをわからんこといってるのだ!と


で、カットニスもまけちゃぁいられません、こんなクソジジイのいう事きいてられるかーボケー!というわけで。


先ほど、ピーターが間違ってひろってきて第五地区のプレーヤー・フォックスフェイス(ジャクリーン・エマーソン)が
食べてあたった死んだ毒苺・ナイトロックベリーをもってきます。

これを二人でたべるフリをしたら主催者側は、哀しむだろうと。

ピーターは、ええええ!そんなマネできないよ!と、カットニスは、食べるマネでむこうは十分ビビるからと説得します

またもや、カットニスのギリギリの判断で、ハンガーゲームは、異例の2人同時優勝になるわけです。



・・・が、教育係のヘイミッチはカンカンなワケです。

パネムの独裁者ミラー(ドナルド・サザーランド)の逆鱗にふれてしまったと。

ヘイミッチが恐れているのは、カットニスが、ゲームでさえも左右し、人類の希望になることは、
首都キャピタルに他の行政区は反旗をひるがえる希望の星になるという事。


ヘタをすると第12地区は、13地区と同じようにつぶされるという悪い予感がするわけです。


ゲームメーカーのセネカの前には、ナイトロックベリーが置かれています、これ食べて氏ねってコトなんでしょうが。

こわいですねぇ、自らの手を汚さない大統領。


四面楚歌の中で孤軍奮闘しようとし、危ない橋を渡ろうとするカットニスを、周りの人間が
どう関わってくるかですね。

ケイトーみたいに、最後の最後まで自分が一番でないと気がすまない人間は、自分より弱いもの
ばかりを配下においてプレーヤーを殺そうとした時点で、もうこのゲームに負けたのと同じだろうと思うし。

実際の社会は、ケイトーみたいな、人の弱みにつけこむラスボスに群がるその他大勢ってのもいるんでしょうね。

でも、こういう集団は独特のイヤなオーラはなってますからね。


ルーみたいなコは珍しいんだろうな、さりげないけれどきちんとみてて、手を差し伸べられるコというのは

ルー役の女の子は、
『コロンビアーナ』の冒頭部分で、主人公カトレアの幼少時代を演じている子。

ルーの為にカットニスを救ったスレッシュみたいなキャラクターは、女性だと出てこないんでしょうねぇ・・・(ため息)

女性って、そこまでする仁義のある人いないですからね。どっちかというとピーター型、長いものに巻かれてしまう。

ピーターは、ゲームの最後に、カットニスが自分の方に振り向いてくれたかなぁ~と思うのですが、実は
そうじゃなくて、生き残る為に芝居したと教えられてガーン・・・ときます

まぁ、カットニスからしてみれば、信頼を寄せるのは、ゲイルだけだという、第一作目の心境だと思います。


カットニスのスタイリストを務めたシナ(レニー・クラヴィッツ)の役どころもよかったですね。

ゲームがはじまる直前なんて、スタイリストがプレーヤーに何もしてあげられる事はない、でも、
『僕が君にかけられるなら、全額君にかけるよ』というシナ

原作では、そんな大きい役ではなかった、と思うんですが、これはキャスティングのおかげというのもあるんでしょうか、
レニー・クラヴィッツおそるべし

『プレシャス』の時も、レニーの役は本当はなかったらしいし、彼の存在感って。


が!


ピータが、この話は、まぁまぁ扱いがよかった…というのが続篇を観て判ったというか

続篇は、一作目より役にたつのかな~とオモタら、そりゃねぇでしょうよ(涙)な
展開になってるのが


原作のピータは金髪碧眼で、役としては見つけやすいハズなのに、
ブルネットのジョシュをわざわざというのはナゼだったんだろう?


この疑問だけが、最終作に残るのでありました




ハンガー・ゲーム [DVD]/ジェニファー・ローレンス,ジョシュ・ハッチャーソン,リアム・ヘムズワース

¥1,890
Amazon.co.jp

ハンガー・ゲーム [Blu-ray]/ジェニファー・ローレンス,ジョシュ・ハッチャーソン,リアム・ヘムズワース

¥2,625
Amazon.co.jp