この映画、11月の初めにやっとったのですが
宣伝する間もなくさっさと終わってしまった(号泣)
『デビルスダブルス』が好みだというコに薦めようと思ったんだけど・・・彼女は
この映画の主演のコリン・ファレルが嫌いなワケで、難しいなぁ(涙)
配給がTOHOなので、『製作委員会』と映画のバックに名前がついてるのとか・・・キー局が
バックについてる映画を優先して配給したら
こういう映画はペチャンコにつぶれる・・・んだわね・・・
映画の配給や上映期間を『スタジオジブリ方式』にすると映画館に映画観に来る人が、
バランスよく映画観れると思うのはアタシだけだろか?
コレは何かというと、ジブリの映画(最近は宮崎さんが引退というので、この法則を守ってない)は何スクリーンもつかってばばーんと公開しないのだけど、
1ヶ月~1ヶ月半は1スクリーンで終日上映し続け、制作費に見合う興行収入を稼ぐというもの。
ジブリといえば、かぐや姫には50億もかけてしまったらしいから、高畑さんは『後先考えないで
作るのがウチのスタジオなんだけど回収できなかったらどうしよう』とどこぞのインタブーで嘆いていた
そんなこんなで、ホントに観てほしかったけど、ツブれちゃった映画、予告編はこちら、あらすじいってみる
ハンガリー国防軍出身のヴィクター(コリン・ファレル)は、二年前に妻子を殺したNYのギャング・アルフォンス
(テレンス・ハワード)の右腕となり、虎視眈々と復讐の機会を伺っていた。
アルフォンスは、何者かにより脅迫されており、ある日、氷漬けにされた手下のポール(アーロ・ヴェクサー)の遺体までが送られてくることになる。
死体が握っていた意味不明の言葉、口にはさまれていた謎の写真からアルフォンスは、麻薬の売人が
犯人だと思い込みアジトに乗り込む。
その銃撃戦からアルフォンスを救った事から、ヴィクターはアルフォンスの信頼を得る。
しかし、ヴィクターの向かいのマンションに住むベアトリス(ノオミ・ラパス)が、思わぬ事を彼に告げる
ヴィクターがポールを殺す現場を見たというのだ
彼女の顔には傷跡があり、殺害を黙認する代わりに、自分の顔に傷をつけた男を殺してくれという
ある任務で、ターゲットをバラしそこねたヴィクターは、寸手のところでベアトリスにすくわれる。
これがきっかけとなり、二人はお互いの過去を話すようになった。
ベアトリスはフランス人の母・バレンタイン(イザベル・ユペール)と二人暮しなことや、ヴィクターも
妻子に先立たれたことも・・・
しかし、アルフォンスは自らを狙う刺客の存在に薄々気づき始め、ヴィクターの弟分である
ダーシー(ドミニク・クーパー)も刺客の正体を暴くため協力を求めてくる。
ベアトリスと自分の復讐を遂げなければいけないことになったヴィクターに残された道とは・・・
以下ネタバレです
最初の方、少々ダレる展開で、タイトルバックが入るまで時間もかかるのですが
出てくるキャストも魅力的だし、そこは問屋がおろさないぞ、となっている面白いカット割りも
ハリウッドじゃないな~と思いました。
予告でアルバニア系のマフィア・イリル(ジェームス・イベルニ)に『お前は死んだはずだ』とか言われているヴィクターですが
2年前、ヴィクターの家族は不動産屋とは名ばかりの地上げ屋のアルフォンスの犠牲になったワケです
アルフォンスは無理やり住民を立ち退かせるため撃った銃弾で死んだのがヴィクターの娘。
訴訟を起こされたアルフォンスが殺し屋イリルを雇い、ヴィクターと彼の妻を殺害しようとした。
が、生き延びたヴィクターは、妻の伯父グレゴール(F・マーレイ・エイブラハム)の協力で素性を変え、組織に潜入したというワケで
ヴィクターはイリルとアルフォンソをぶつけて共倒れにさせれば復讐は果たせると思ったわけです。
が、アルフォンスを脅迫する動画をSDカードに録画してベアトリスにポストに投函して君は逃げろというのですが
彼女は中身みちゃうのです、で、投函せず、SDカードもったままなので、巻き込まれる(涙)
彼女をかばいながら、弟分であるダーシーもかばい、最後は、イリルとアルフォンソを一騎打ちにさせて
ベアトリスと共に逃げていくというものでした。
『黒いスーツを着た男』と似ている展開でもあるんですが、あそこまでひっぱることもなく、
スッキリまとめた感はあると思います。
キャスト+監督のインタブーがこちら
出てくる銃が、ガジェット好き垂涎のモノですねぇ
・・・こういうマニアなモノは早々に終わっちゃうのね(爆)、映画館も興行収入考えないといけないから(笑)
デッドマン・ダウン ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産) [Blu-ray]/コリン・ファレル,ノオミ・ラパス,テレンス・ハワード
¥4,093
Amazon.co.jp