'69年に公開された
同名映画のリメイク
はっきりいってこっちの方が秀作です、あのオリジナルのどうしようもないクソミソなオチをみれば
予告編はこちら、あらすじいってみる
窃盗のカリスマ・チャーリー(マーク・ウォルバーグ)が仕掛けた計画は、
難攻不落の最新型金庫に眠る50億の金塊を奪うというものだった
そのために集められた5人のプロフェッショナル
潜入のプロ・スティーブ(エドワード・ノートン)、天才ハッカーのライル(セス・グリーン)、カーチェイスの王にして最速の逃亡者ロブ(ジェイソン・ステイサム)、
時限爆弾装置のプロ・レフト・イヤ(モス・デフ)、伝説の金庫破りジョン・ブリジャー(ドナルド・サザーランド)
綿密な計画と究極のテクニック、何もかもにぬかりはなかった、が、たった一人の『裏切りもの』によって金塊は
盗まれてしまう
そして一年後、再びプロフェッショナルたちが集まった。
奪われた金塊の再強奪のためにLA史上最大の渋滞を引き起こし金塊を強奪する、金塊の重さ1トン、
逃げ道わずか182cm、この状況を打破するために彼らが選んだのはミニクーパー
そして彼らの前に現れたのはジョンの娘・ステラ(シャーリーズ・セロン)、全てをかけた強奪作戦が始まった・・・
『交渉人』のF.ゲイリーグレイは、この作品を作った後に二作ほどスカをして'09年にようやく当たりをだします。うーん映画監督でも
当たり外れはあるのだな・・・
これはコンパクトかつみやすく作ってあります。
あまりにもカーアクションシーンが激しいために、以後の撮影が禁止になった地域もでたそうで(汗)
ダレが裏切ったかとか、どうなるとかはバラすと面白くないのでDVDでみましょう(笑)
映画のオープニングでミニクーパーと競り合っているぺったんこの伊車はランボルギーニー・ミウラ。
オリジナルの冒頭でロッサノ・ブラディが乗ってるあの車。オマージュを捧げている一場面
撮影に用意されたミニクーパーは全部で32台、いつでも修理できるようにしておいて、壊れた車は翌日までになおる
ようにしてあったという万全の体制です
映画の前半はオリジナルのミニ、後半からは今のミニというのもにくい
'54年から'00年10月まで生産された英国製ミニの人気は今も健在、例えすわり心地とクーラーの
効かなさが地獄並だろうが、アレとビートルのユーザーだけは乗り続けてるもんねぇ
今のミニは自動車業界の再編にもまれBMW製。あんなのミニじゃねぇ!って人の気持ちは
わからないでもない、旧ミニの市場の半分は道路の狭い戦後の日本が支えていたのだから
国産軽自動車がとんでもなくブサイクになった今、映画でしか美しい小型車を拝めない現実も
残念な気がする。
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