Chicago | 日本復帰生活雑記帳

日本復帰生活雑記帳

海外生活30年からの日本帰国。
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地元のPerforming Art Centerへ、懐かしのChicagoコンサートへ行って来た。

Performing Art Centerと銘打ってはいるが、要は単なる地元公立高校の講堂である。
人見記念講堂で色んな公演やるようなもんか。規模はずーっと小さいけど。
公民館と変わらん。

でも、あのChicagoがよ~~??
そりゃまあ全盛期は70年代~80年代初頭だったとはいえ、あのバンドがこんな田舎の
小さいホールへ来るなんて・・・・ドサ回りも大変だなあ。
ロックスターとか言ったって、実情は旅芸人。

今回は子供達も連れて行ってやろうとチケットを追加オーダーしたら
あちらの手違いで2枚余計に届いてしまい、もともとボランティア有志による企画・運営コンサートなので
返却だのなんだのも気の毒かなと思って買い取ることに。
お隣のアミーンを誘って一緒に連れて行ってやった。
もちろん子供達はChicagoの曲なんてなじみが無いが、アミーンはトランペット、ナナはサックス、
タロウはギターとベースを演奏するのでそれなりに興味はあるかなと思って。
案の定、ナナはサックスにずっと注目していたらしい。何か参考になったかしらね。

小さいハコなので、ゆっくり行って後ろの方の席に座ったが(自由席なのだ)良く見えて良かった。
東京で外タレの大きいコンサートなんか行ったら、豆つぶだもんねー。

7時半からスタートして、9時半すぎまで2時間びっちり休みなしで演奏してくれた。
小さい会場だからもっと短く済ませるかと思ったけど意外。
しかしアンコールっていうのはもう、様式美と化してるわね。そこまでコミでプログラム、って感じ。

聞いていて思ったのは「へー、シカゴって、ヒット曲多いんだなあ。」ってこと。
シカゴの曲だ!と意識せずに、でもラジオで良くかかるからなじみのある曲、というのがいくつもあって
「へー、これもシカゴだったんだ、あ、これも?」という感じで楽しかった。

残念だったのはピーター・セテラ後ベーシストになったジェイソン・シェフのボーカル。
・・・・どーしても、セテラのボーカルのイメージが強くって、つい比べてしまうんだよね・・・・。
どのヒット曲もレコードとアレンジ全く変えてないから余計に。
新生ジャーニーを聞きに行った往年のスティーブ・ペリーファンもこんな気持ちになるのかしら。
でも、ロバート・ラムは健在なので彼がリードボーカルの曲は「うおおおお!」って感じだった。
わー、これを生で聞けるなんて、と、感動。
ホーンセクションも目の前で演奏見てるとさすがプロってすごいなーという感じだったし、
おじさん達元気で楽しかったわー。

客席の年齢層がすっごく高かったので、ほとんどの曲をゆっくり座って聞けたのは良かった。
「Saturday in the Park」とかはさすがに立ち上がってたけど。

ところでアンコールをリクエストする拍手をしていてふと思ったのだけど、
なんかいつまでたってもそろわないでバラバラにぱちぱちやってるのよね。
これって日本だとすぐにそろっちゃって、一斉に同じリズムで拍手しない?
あれは日本ならではの現象なのかしらそういえば。
イギリスでもアメリカでもコンサートには良く行ってたけど・・・・そういえばそろって拍手した覚えが無いような・・・。
手拍子、っていう言葉があるくらいだから日本人はすぐリズムがそろっちゃうのかも?

コンサートが終わって家まで車で5分。
小さい町はこれが楽だ。




↓ ピーター・セテラによるライブの「If You Leave Me Now」



シカゴの公式サイト→Chicago





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