京都をまったり満喫 だし教室と妙心寺と陶展 | SHOKOのキッチン便りin神戸

SHOKOのキッチン便りin神戸

心と体のバランス感覚を養い、
体の声に耳を澄まし、
体が本当に欲しているものをシンプルに必要な量だけいただく。
それが簡単で美味しければ…。
そんな、料理のポイントやコツも伝えていけたらと思います!

一昨日は京都をまったり満喫した一日でした。


午前中はだし工房宗達さんのおだし教室に参加。



朝からTVをつけたら、NHKの朝ドラ「ごちそうさん」で、


偶然、昆布とかつおのおだしをテーマにストーリーが展開していたので、


ひとまず頭に入れて15分間の予習完了。


そして、京都の錦市場近くのだし工房宗達さんへ。 様子はこちら



びわ湖を望むSHOKOのビワイチキッチン便り-だし工房宗達

まずは、色々なおだしの試飲に始まり、


びわ湖を望むSHOKOのビワイチキッチン便り-だし工房宗達


おだしが入っている・入ってない白味噌のお味噌汁の味比べ。


私は、子供の頃に味わった祖母手作りの白味噌の味が、


未だに忘れられない白味噌派。


実は、これは先日試飲で立ち寄った際にもいただいて、


おだしが入ってなくてもまろやか美味しい白味噌だったので、


思わずどこのお味噌か尋ねて、帰りに買って帰ったのです。



宗達さんのすぐ近く、


錦市場の


麩まんじゅうで有名な”麩嘉”さんでも売っている事を教えてもらって・・・。



京都の”山利”さんの白味噌なのですが、


びわ湖を望むSHOKOのビワイチキッチン便り-山利白味噌


以前通っていた”たん熊北店”さんのお料理教室で


おせち料理のお雑煮に使っていたお味噌も”山利さ”んの白味噌でした。



ということは、プロ仕様のお味噌ってことでしょうか!?





白味噌はさておき、終始和やかな雰囲気で、


昆布の産地や味・用途、鰹節が出来るまでの工程など、


丁寧に教えていただきました。




第5の味、うま味を上手に引き出せば、調味料の数も量も、


シンプルで、最小限に押さえられ減塩にもなるというお話や、


高齢者の介護の現場でもだしが見直され、取り入れられていることなど、


世界的にも今注目されているだしのUMAMIの世界を堪能。


びわ湖を望むSHOKOのビワイチキッチン便り-だし工房宗達

私はこれまで、


昆布60℃30分の方法で取ってましたが、


もうひとつの方法も教えていただき、


一番だしの美味しい取り方はこれで完璧




でも、そんな時間も手間もかけられないという方には、


ドリップ式で上質な一番だしが簡単1~2分でとれる画期的なキットと


一番だしパック「行平」が良いかも・・・。


実際に目の前で取ったおだしで、


麺つゆ2種と水菜と油揚げのお浸しを作って下さって、


それに、だしがらを使った炊き込みご飯と佃煮をプラスして、


稲庭うどんと共にいただきました。


びわ湖を望むSHOKOのビワイチキッチン便り-だし工房宗達 びわ湖を望むSHOKOのビワイチキッチン便り-だし工房宗達











だしの旨みの世界は


工夫次第でもっともっと広がっていく。


そんな味わい深い時間でした。







そして、午後からは、


麩嘉で麩まんじゅうを買って、



びわ湖を望むSHOKOのビワイチキッチン便り-妙心寺



妙心寺の46ある塔頭寺院のひとつ、壽聖院へ。


こちらは、石田三成ゆかりの寺で狩野永徳のお庭が見られるお寺です。


永らく陶芸を習っていた、


井出照子先生の陶展”森羅”に寄せていただくことが目的で伺いました。


びわ湖を望むSHOKOのビワイチキッチン便り-だし工房宗達



本堂の畳にじかに置かれた作品のひとつひとつが、


本堂やお庭の風景とも一体化し、


びわ湖を望むSHOKOのビワイチキッチン便り-だし工房宗達




時間の経過とともに、


そこに流れる空気や太陽の動きによって少しづつ表情を変えていく。


時には雨も降り、風も吹く。


太陽の光が降り注げば、雲に覆われることも・・・。


穏やかで静かで、でも止まることなく変化し続けている。


まさに”森羅万象”の世界を作品を通じて感じられる空間、陶展でした。


びわ湖を望むSHOKOのビワイチキッチン便り-だし工房宗達



久しぶりに先生にもお会いでき、


教室でご一緒した懐かしいお顔にも偶然出会え、


あの日に戻れたらなんて・・・。



最後に1クリックしていただければ嬉しいです。

   応援、よろしくお願いします。 



今日のびわ湖

びわ湖を望むSHOKOのビワイチキッチン便り-2013/11/10