NARS ウゴさんのメイクアドバイスに行って来たよレポ | blues stripes

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ねこを三匹飼っています。

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やっぱりどうしても、クリストファー・ケインコラボのチークが、2色とも欲しい。


そのついでに、Twitter 繋がりのコスメ通の皆さまが受けていらして物凄ーく楽しそうだった、インケース(NARS専属メイクアップアーティストさんによるメイクアドバイス)というものも受けてみたい。


そんな風に思い立ち、NARSジャパン公式サイトでイベント日程を調べ、張り切って電話予約。


行って来ました、インケース!


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今回は、


・クリストファー・ケインコラボの可愛い使い方を教えて欲しい

・透明感重視

・明度の高い色が好き

・かっこいい or かわいいだったら後者寄りが好き

・暗くて濃い色でがっつり陰影は付けないで欲しい


こんな感じでざっくりリクエストをして、あとはお任せでやって貰いました。


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スキンケア・コンシーラー・ファンデーションまでのベースメイクは割愛。


まずはファンデーションでフラットにした顔にハイライトとシェイディングを入れて凹凸を作って行く工程。


ハイライトベースにイルミネイティングマルティプル#1576 Violet Atom頬の高い位置、おでこ、顎、鼻筋、上唇の山に入れて行きます。


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光を入れたら次は影。


暗くて濃い色でがっつり陰影は付けないで欲しいと言ったせいか、シェイディングというか骨格強調にはマルティプル#1524 Puerto Vallarta を使ってくれました。


#1524 Puerto Vallarta は明度の高い黄色が強めのオレンジベージュでゴールドシマー入り。

ちょっと日焼けした風の肌に見え、ヘルシー可愛い感じ。

夏に良さげな感じでした。


頬骨の下にマルティプル#1524 Puerto Vallarta を置くように、わりと濃いめに載せて、ルースパウダーを含ませたパフでファンデーションの油分を抑えながら、磨くように馴染ませて行く。

この抑える過程で濃いめに入れた色が馴染んでちょうど良くなるのだとか。


家に帰ってから#1524 Puerto Vallarta について調べてみたら、こんな商品説明が付いていまして、


>メキシコのリゾート都市・プエルトバヤルタで、短い海辺の休暇を過ごしてきたように装ってみてください。

>顔の日に焼ける部分にのせれば、シマリングタンジェリンのシェードが魅惑的な輝きを放ちます。


あー!まさにこんな色!と我が意を得た感が。


肌は焼かないけど小麦肌っぽいメイクはしてみたい!という人は、夏に各社から出るブロンザーもいいけれど、これも試してみると良さそうと思いました。


ブロンザーって多くは赤みが強い煉瓦色だから、使いこなすのが結構難しくないですか。

赤が強いと日焼けしたばっかりみたいな必要以上の火照り感が出ますし、全く日に焼けてない色白さんだと色差がありすぎて使いにくかったり。


その点だと#1524 Puerto Vallarta は赤みが少なく黄色が多めで、日焼けがちょうど馴染んだ風のこなれた小麦肌!っていう感じになるし、全く日焼けしてなくても無理なく馴染む明度で使いやすそうでした。


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今回ルースパウダーは普段超絶愛用しているライトリフレクティングセッティングパウダー(名前長い)ではなく、折角だから新商品のソフトベルベットルースパウダーの方を使って貰いました。


こちらはヒアルロン酸を配合しているのでライトリフレク以下略よりもしっとり

ライトリフレク以下略とは違って色付きの粉なのでカバー力もまずまず

粒子がとても細かく、仕上がりは上品なセミマット

ザ・陶器肌になれます。


艶肌がお好きな方はマルティプル的な光るものを下地にガツンと仕込んでおいて(仕込みが薄いと粉と馴染ませると物足りないはず)、その上からパウダーで紗を掛けて、内側からじんわり滲むように光らせると綺麗ですよ♡

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影を入れたらもう一度光を入れます。


透明感というキーワードからウゴさんが選んでくれたのは、デュアルインテンシティブラッシュ#5502 Jubilation


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スパークリングイエローゴールドとシマリングソフトヌードピーチのハイライトカラーのコンビ。


これをデュアル専用ブラシを使って、ウェットで、2色混ぜでハイライトに使ってくれました。


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NARSのハイライトはマルティプル#1501 Copacabana が説明不要なくらい有名だし、今回の限定のバイオレットアトムちゃんも過去記事で「もうハイライトはお前だけで良い…!!」と思うくらい素晴らしいと大絶賛しましたけれども、この#5502 Jubilation も上記2品とはまた違う艶感で、めちゃくちゃ綺麗でした。


というか、これ何かに似てるってずっと思ってて、今さっきやっと思い出したんですけど、廃番になったハイライト界至高の逸品・エクシアALのエターナルイリュージョンに似てるんだ。

あれの後継を探し求めてる人は、きっとこれ気に入ると思う。


艶って言うかラメ?シマー?

パール効果で面で光る、っていう感じではなくて、もうものすっごいキラキラなのです。


燦々と輝く太陽を照り返しキラキラと光る海のような。


ラメ色がゴールド系だから意外なくらい肌に馴染んで、キラキラのラメだけど水面のような透明感があり、下品な感じは少しもなく、ゴー☆ジャスって感じでもなく適度にカジュアルで!


ウェット使用は難しそうだしファンデがヨレそうとか心配してたんですが、ブラシで置くように、軽く滑らせながら付けると全然問題なかったです。


本当に、とても綺麗でした。


#5502 Jubilation もどっちかっていうとヘルシーで、夏!!っていう感じの艶感(ラメ感?)でした。

ベースカラーもさりげなくブロンズっぽい発色なんですよ。


まぁだから、これからの季節のリゾート用小麦肌メイクには#5502 Jubilation と#1524 Puerto Vallarta を合わせたら最高なのではないかと!


これでベースメイクは完成。


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ただ。


#5502 Jubilation も#1524 Puerto Vallarta もどっちも可愛いなって思う商品だったんですが、#1576 VIOLET ATOM の持つ独特の良さを打ち消しちゃう気がして、今回は購入しませんでした。


#1576 VIOLET ATOM の良さはひんやりとした温度のなさ、青々とした涼やかな透明感だと思うんです。

一応クリストファー・ケインコラボもサマコレの商品なんですけど、冷房の効いた室内で過ごすギーグの不健康な夏という感じが私的にはしていて笑。


そこにバカンス・リゾートを彷彿とさせる艶をレイヤードさせるのはなんだか勿体無い気がしてしまって。


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家に帰ってから思い出したんですけど、#5502 Jubilation は春のヌードコレクションに合わせた画像はすごい可愛かったんですよね。


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出典:

記事にはしていないのですが、私春コレクションもがっつり買ったんで、#5502 Jubilation はリベンジしてみたい。


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春のヌードコレクションも、目元にはピンクの艶・頬にはブルーの艶を乗せる斬新さが、さすがNARS!ただのヌードでは終わらない!と唸ってしまう、本当に素敵なコレクションでしたよね♡


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続いてポイントメイク。


アイメイクはソフトタッチシャドーペンシル#8201 Goddess(シャンパンピンク)で明るさと艶を出してから、イルミネイティングマルティプル#1576 Violet Atom を重ねて透明感をプラス。


上瞼にはデュアルインテンシティーアイシャドー#1928 Cassiopeia(イリデッセントエレクトリックピンク)とデュオアイシャドー#3903 PARALLEL UNIVERSE の右側ライラックを重ねて、


下瞼にはデュオアイシャドー#3903 PARALLEL UNIVERSE の左側ベージュを塗り塗り、


仕上げ的にラージャーザンライフロングウェアアイライナー#8056 Rue Bonaparte(ライトアーモンド)で下瞼の粘膜にインサイドラインを引いて柔らかい雰囲気をプラス、


アイラインとマスカラはブラックできっちり〆。


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アイメイクで使って頂いたデュアルインテンシティアイシャドー#1928 Cassiopeia は、インケースに行く直前に Twitter のタイムラインにてコスメ通の皆さまと盛り上がっていた話題沸騰中の熱い商品で。笑


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ピンク~ブルーに輝く偏光パールと青にも紫にも見える小さな偏光ラメがキラキラ。

星座の名前が冠されている通り、天体のように煌めくドリーミングなカラーです。


何も言ってないのにウゴさんがこれを出して来た時は本当にビックリして、ウゴさんはエスパーなのか?!と思いました笑。


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今回のデュオ#3903 PARALLEL UNIVERSEにNARSの既存色から合わせるとしたら、前述の#1928 Cassiopeia や、デュオアイシャドー#3012 Iceland あたりがオススメみたいです。


折角なので手持ちのアイスランドちゃんの着画載せておきます。


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ホワイトに偏光ブルーと偏光グリーンのパール材がもりもりっと入った、神秘的に美しいアイシーカラーのデュオ。

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#3903 PARALLEL UNIVERSE の多色ラメと重ねて使うとまるでオーロラのカーテンが掛かった北欧の星空のよう♡

でも何とこちら在庫限りで廃番らしいです。
なので気になる方はお早めに在庫を押さえた方が良いです。

ヒマラヤ、キリマンジャロに続き、アイスランドまでも…!!なぜー?!と泣き叫びたい。


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チークは#4057 SILENT NUDE で骨格を更に強調し、#4056 STARSCAPE を目の下にふわっと。


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ウゴさん的裏技としては、シングルアイシャドー#2095 OUTER LIMITS を#4056 STARSCAPE に重ねるのも可愛いとのこと。


#2095 OUTER LIMITS のピンクの煌めきが、デュアルインテンシティブラッシュ#5502 Jubilation のゴールドの輝きとピッタリ合うので、ラメが得意な人は試してみると良いかと。


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リップメイクは、リップスティック#1029 ROMAN HOLIDAY(ドーリーな青みピンク)を塗って一度ティッシュオフ、


リップグロスN#5602 MEZMER(ショッキングピンク)を重ねて、


仕上げにイルミネイティングマルティプル#1576 VIOLET ATOM を唇の中央にだけポンポンポンポンと重ね、


ピンクの濃淡のグラデーションが完成。


とても可愛かった!


#1576 VIOLET ATOM はやっぱりリップ使用がいけてます。


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総括。


メイクイベントを通して思ったのは、クリストファー・ケインコラボを使ってメイクするならば、コレクション内で統一・完結させるのが一番可愛いということでした。


というか、本当に計算し尽くされたコレクションなのだと強く感じました。

色と質感のバランスが絶妙過ぎる。


これだけ書くと身も蓋もない上にかなり語弊があるので言葉を足しますが、ウゴさんのメイクに文句を付けているわけではないんです。


クリストファー・ケインコラボと合わせたら可愛い商品があれば教えて欲しい!とお願いしたのもあり、ウゴさんのプロフェッショナルな技術と、たっぷりのサービス精神とホスピタリティでもって、私がまだ持っていないアイテムを中心に色々なアイテムを使ってくださり、全部のパーツで新しい可愛いのヒントをたくさんたくさんご提案してくださった、と感じているので!


ただクリストファー・ケインコラボのアイテムってもうそれ自体にだいぶインパクトがあるので、混ぜたり重ねたりするとちょっとくどいというか、トゥーマッチになるというか。

今回のメイクにしても、目元もキラキラ、顔全体もキラキラだと、私の地味な顔と私生活にはちょっと厳しい。


でもパーツごとに「こういう色も良いな」「こういう雰囲気も可愛いな」とポジティブな刺激を沢山受信したので、それらはまた別個に取り入れて行きたいと思っております。


デュアルインテンシティブラッシュ#5502 Jubilation なんかは前述の通り春のヌードコレクションと合わせてみたくてワクワクしてますし。


でもまあとりあえず当分は、一式揃ったクリストファー・ケインコラボコレクションを存分に愛でて行きたいと思っているので(というかこのコレクションがツボにハマり過ぎている…!)買い足しはもうちょっと経って飽きた頃考えますが。


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次回は今回ついに買い足してしまったチーク2つの素晴らしさを延々と語ろうかな…。


チーク2つとも買った次の日から早速塗ってるんですけど、これ本当に最高過ぎやしませんか。


鏡を見ながらチークが可愛いと思うのって、私誇張抜きで生まれて初めてです。

今までは「可愛いチーク」を塗っても、「塗った自分が可愛い」と思えた事は一度もなかったんですよ。


もうね、毎日付けたいくらい気に入ってます。


こんなにも後から赤みが出て来ないシェイディングとどピンクチークもあるものなんですね…感動!!


粉なのに水彩的な透明感があるし、蛍光カラーだからかくすまない、濁らない


パールもラメも入ってないからか夕方の肌色がくすんで毛穴が目立ってくる時間帯でも、肌の粗が目立たない。

鏡見ながら「もしかして私、美肌?!」って錯覚出来ちゃう。


なんだか開眼した感があるので、パール入りチークはもう買わないかも。


あいびゅーてぃすとあでポチったマットマルティプル(過去記事)も早く届かないかな♡


マットなチーク最高や!