秋冬の美白と保湿 - APPSとセラミド | blues stripes

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ねこを三匹飼っています。

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めっきり秋めいて来ましたので、スキンケアやベースメイクも衣替えかなーと思いまして、一揃い入れ替えてみました。

夏はどんなに気を付けててもやはり多少は焼けてしまうし。
これから秋冬にかけては空気が乾燥していくし。
こういう季節の変わり目って肌が揺らぎやすいし。

そんなこんなを踏まえつつ、選んだアイテムがこちら。

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まずは美白部隊。

APPS配合の化粧水、セラム、クリーム。

photo:01



トゥヴェール 薬用ホワイトニングローションα
公式サイト
www.tvert.jp/fs/tvert/219
@cosme
www.cosme.net/product/product_id/10044710/top

トゥヴェール クリスタルエッセンス
公式サイト
www.tvert.jp/fs/tvert/259
@cosme
www.cosme.net/product/product_id/10059725/top

トゥヴェール ホワイトクリームll
公式サイト
www.tvert.jp/fs/tvert/237
@cosme
www.cosme.net/product/product_id/2903121/top

美白と言えば何と言ってもAPPS。
そしてAPPSと言えば、安定のトゥヴェール。

APPSとは以前書いたトレチノインとハイドロキノンの記事でもちょろっと触れた、非常に安定化した油溶性ビタミンC誘導体のこと。

トゥヴェールは通信販売でしか買えないマイナーメーカーですし、パッケージとかも非常に簡素というか飾り気がないというか地味というかで、ドレッサーの上に置いておいてもときめかないことこの上ないのですが笑、
店舗を持たないことで地代や人件費等が、余分な広告宣伝費やデザイン費も掛かってないので、その分非常に安価で良質な成分が入った基礎化粧品が入手出来ます。

良質な成分とだけ言うとちょっと語弊がありますかね。
美白に関しては効果がある=良質という意味で使っています。

その上企業姿勢が素晴らしいんですよ。
顧客を本っ当に大切にしてくださるので、パッケージはダサいけれど、私はトゥヴェールが大好きだ!

APPSは即効性が非常に高いので、例えば化粧水なんかをイオン導入で入れ込むと、なんじゃこりゃあああってくらい肌に透明感が出ると思います。

私は手作りが面倒くさいのでホワイトニングローション使ってますが、そういうのが苦じゃない人はクリスタルパウダーの方を買って手作りした方が美白効果的な意味では手応えがあると思います。

トゥヴェール クリスタルパウダー
公式サイト
www.tvert.jp/fs/tvert/201
@cosme
www.cosme.net/product/product_id/354846/top

トゥヴェールのクリスタルエッセンスは先行美容液として一番最初に使うのがオススメです。
美白効果もですが、毛穴にすごく効く!ので毛穴悩みの方にもオススメ。

クリームは評価低いんですが、私はこれ地味に好きなんですよね。
たるみに凄く効くので、エイジングケアで悩まれてる方に一本使ってみて欲しい感じ。
クレドポー使ってる時のあの摩訶不思議な張り感と私の肌上では同等なのですが、値段はクレドの化粧水の半額なので非常にコストパフォーマンスがよろしい。笑

ただ保湿効果がクリームにしては微妙に心許ないので、冬場は後述のディープトリートメントオイルを混ぜたり重ねたりするのがよろしいかと。

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そんでもってプラスアルファのハイドロキノンとトレチノイン。

photo:02



せっかくAPPS使うのでこれも使っとくか的な。
これも以前書いたユークロマの4%とスティーバAの1%。

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APPSとトレチノインとハイドロキノンについての関連過去記事

【美白】トレチノインとハイドロキノンで真皮から肌質改善・肌漂白、色素沈着をやっつける。
ameblo.jp/chocofuc/entry-11490827259.html

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美白の担い手はAPPSに、
保湿の担い手はセラミドに一任。

プラスアルファ的な位置付けで髪にも肌にも使える、セラミド100%オイル。

トゥヴェール ディープトリートメントオイル

photo:12



公式サイト
www.tvert.jp/fs/tvert/233
@cosme
www.cosme.net/product/product_id/2908394/top

こちらは所謂ヒトガタセラミド(バイオセラミド)ですが、トゥヴェールの公式サイトによれば美容効果的には天然セラミドとあまり遜色はないとのこと。(本当かー?笑)

そのまま塗って良し、化粧水やクリームやヘアオイルに混ぜて良し、顔にも身体にも髪にも全身に使える取り回しの良さが魅力です。

「ディープトリートメント」という名前は伊達じゃなく、荒れた肌を一晩でどうにかしてくれます。

オイルと書いてはありますが、とろーりとした水飴のような粘土のあるテクスチャー。
そのまま使うよりもクリームやオイルと混ぜた方が使いやすいと思います。
そのまま使うと水飴っぽさが気になるかと。
まあセラミドだけに肌への吸収性が良くハンドプレスで結構吸い込まれていくので、単独で使えないこともないです。

何しろ安価なのでガンガン使えます。
ボディ用の化粧水やクリームにも混ぜて、身体の皮膚もフカフカにしちゃいましょう。

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セラミドとは今更私が書くまでもないですが、皮膚の三大保湿因子(皮脂膜、NMF天然保湿因子、細胞外角層脂質)のひとつである、細胞外角層脂質の50%を占める物質のことです。

細胞外角層脂質が約8割、NMFが約2割弱、残りが皮脂膜という構成で皮膚を保湿しています。

細胞外角層脂質は前述の通り約半分がセラミド、残りはコレステロールと遊離脂肪酸で構成されていますが、皮膚の保湿やバリア機能はセラミドの働きにほぼ一任されています。

つまるところ肌はセラミドの働きによって保護されてると言っても大袈裟じゃないのです。
しかしセラミドは加齢によって、時には間違ったスキンケアによって、段々とその数を減らして行きます。
50代になる頃には10代の時の約半分にまで減るとも言われています。

セラミドが不足すると保水力やバリア機能、および角質の自然剥離機能が低下します。
乾燥由来のくすみや小皺が目立つようにもなります。
セラミドの不足した皮膚は肌表面の保湿を他の物質で補おうとするので、一般的にインナードライ肌・脂性肌と呼ばれる状態に陥ったりもします。

肌トラブルの原因は水分不足とかではなく、実はセラミド不足だったりするのです。
セラミドの不足によりバリア機能が低下することで、簡単に肌が揺らぎやすくなったり、時にはアレルギー性皮膚炎なんかを発症してしまったりもします。

逆に言うとセラミドには肌荒れを鎮静する力があるということに他ならず、昨今セラミドはアトピー性皮膚炎の有効薬としても注目されています。

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まあそんなこんなで秋冬用のベースメイクはセラミド尽くしです。

まずは日焼け止め。

ブルークレール UVラグジュアリーデイクリームll

photo:11



公式サイト
www.blcl.jp/product_uv.php
@cosme
www.cosme.net/product/product_id/10008517/top

こちらはセラミドがわっさー入ってる高トリートメント機能が魅力の、石鹸で落ちる日焼け止め。
セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド6-2が入ってます。
しかもネロリとローズの精油入り!
ネロリ大好き!!
すごーくいい匂いで気分も上がります。

もう少し細かく成分について言及すると、セラミド3が入ってるのですごく偉いのです。

セラミド1だの2だのっていうのはなんじゃいな?って話ですが、化粧品に配合されているセラミドには非常にザックリ分けると豚や馬など哺乳類の皮膚から抽出した【天然セラミド】と、植物等から抽出し天然セラミドの効果に似せて加工した【バイオセラミド】の2種類がありまして、バイオセラミドは更に1、2、3、4、5、6-1、6-2の7種類に分類されます。

これまた非常にザックリですが、
セラミド1はバリア機能の正常化
セラミド3は高保湿とアレルギー鎮静
セラミド6はターンオーバー促進
といった効果があります。

セラミド3は高保湿とアレルギー鎮静効果を併せ持つとても偉いセラミドで、まさに揺らぎ肌にはもってこいの有難い成分なのですが、抽出が難しいためあまり多くの化粧品には配合されていません。

秋冬用スキンケアを考えた時、まず最初に欲しい!と思ったのは、夏疲れした肌を癒す日焼け止め。

SPFは20前後でいいから、疲弊しきった肌を癒してくれるような高トリートメント機能があって、成分良好で、秋冬の感想に負けない保湿機能を備え、上から塗るベースメイクの邪魔をせず、欲を言えば精油的ないい匂いの癒されるものが欲しい!

そんな風に思ったのですが笑、しかしそんなわがまま条件を全て満たしてくれる日焼け止めなどは当たり前だけどなかなかありはしなくて。
もう安直にクレドのクレームプロテクションかAQのエクストラプロテクションでも買おうかなーって思ってたんです。
(ちなみにいの一番で大好きなTHREEで日焼け止めを買おうと思ったんですが、クチコミ読むとモロモロが酷いみたいで候補から除外されました。)

が、偶然立ち寄ったMiMCでこちらの商品を知りまして。
ブルークレールというブランドも前述もトゥヴェールと同様これまたマイナーなブランドなのですが、なぜかMiMCカウンターに置いてあるので、MiMC好きな方はカウンターで付けてみてください。
姉妹ブランドかなんかなのかな?と思ったんですが別に無関係の模様。笑
クチコミなんかを読むと敏感肌の人達が最後に辿り着く的な雰囲気のブランドなんですかね?

まあそれはさておき。

「石鹸で落ちる肌の優しい日焼け止め」

今までどれほどこの言葉に乗せられ、そしてがっかりさせられて来たことか…。
オーガニック的な日焼け止めって、使用感が悪かったり、原料臭が酷かったり、顔料のせいで白くなったり、上から塗るベースメイクと喧嘩してモロモロが出たり…、私にとってそれはいつも何かしらの「ガッカリ」が常に付き纏うものだったのですが、ブルークレールのにはそれが無い。

セラミドのおかげで本当に肌が柔らかくなって艶が出るし、白くならないし、スルスル伸びて指止りもないし、精油のいい匂いで癒されるし、上から塗るベースメイクの邪魔もしない。
肌が喜ぶ美容クリームのような日焼け止めです。

ただ一個不満なのは、PAが++なところかなー。
PA+++以上が良いですよね、なんとなく。
まあ休日はMiMCの日焼け止めパウダー(SPF50PA+++)とかも重ねて使うし、普段はこの上に下地とファンデと粉を重ねるから問題ないと言えばないですけども。

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そしてファンデーションも当然セラミド入りで。

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NARS ラディアントクリームコンパクトファンデーション

公式サイト
www.narsjapan.com/html/base/radiantcrem_fd.htm
@cosme
www.cosme.net/product/product_id/10065588/top

冒頭で「当然セラミド入りで」とか書いてますが、実はセラミドが入ってる事に買った後気づきました。笑
使いながら、異様に肌疲れしないファンデだな?とは思ってて、なんのけなしに商品説明書を読んだらセラミドが入っておりました。笑

photo:06



NARSのベースアイテムって、下地もファンデも粉もミネラル成分いっぱいだし、さりげなく肌に優しい処方なんですよね。
そんな印象全然なかったんだけど。笑

このファンデーションについてはまた別途単独で記事にしようと思いますが、すっごくすっごくいいです。
肌への優しさもさることながら、仕上がりの艶めき感、自由自在に調整できるカバー力、指でもスポンジでも綺麗に塗れる取り回しの良さ、そして何よりも豊富な色バリエ!
完璧過ぎるので本気でいろんな人に勧めたい。

出来れば前回記事にした、ライトオプティマイジングプライマーとライトリフレクティングセッティングパウダーもセットで使って欲しいけど、それはそれとして、これオススメです。

色選びについては固定概念に囚われず、NARSのBAさんに相談しながら何色かつけ比べてみてほしいです。

一応こんな感じの色展開なのですが、

photo:13



このファンデーションに限っては、番号が増える=暗いではないので。
自分の肌が一番綺麗に見える色を、BAさんに相談しながらじっくり探してみてください。

ちなみに私は6301、6302、6303、6304と4色塗り比べて6302を買いました。
何色か塗ってみると、番号が増える=暗いじゃないという言葉の意味がわかるかと思います。

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関連過去記事
NARSの新ベースメイク - サラサラとツヤツヤが夢のコラボ
ameblo.jp/chocofuc/entry-11606366255.html

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長くなったのでここで一旦切ります。

次回はセラミドについての補足と、蛇足の秋冬のパーツケア(ボディ・ヘア・ハンド)編予定。

…の…はず。