【小池ひろみちゃんインタビュー 1/4】 一番初めにこちらをご覧ください。
市村:その話聞きたい。コンプレックスって自信がなかったの?
小池:これが好きなの!って言いきれるるほどのものもなく。
というか、これいいよっておススメできる自信がない。自分はいいって思っているけど相手にとってはどうなんだろう?って考えると自信がなくて言えなかったり。
市村:控えめなのね~。じゃあみんながいるところで、自己表現するタイプで
はなかったんだね。
小池:聞いているタイプ。今ほど主張しなかったと思います。
今は好きなものは自分だけが好きでも好きって言えるし。それは相手が
どう思おうと変わらないし、変えなくてもいいって思えるようになりました。
市村:自信がないとか、コンプレックスがあったっていうのは、何に対して?
小池:外見とかもあったし。ファッションは好きだけど周りや流行りに流され
るばかりで自分らしさとか分からなかった。
市村:確かに今ほどの自信がありそうには見えなかったけど
小池:人とすごく比較するタイプでした。わりといつでも。
小池:友達が、綺麗でかわいい子が多くて心のどこかで自分と比べていたり。
今よりストレスも多かったからか常に肌も荒れていてそれがまたコンプ
レックスになってしまって。
市村:じゃあ人へのあこがれが強いけど、私いけてないって思ってたの?
小池:友達が使っているメイクを色とか真似てみて、パープルとかグレイとか。
でも私が付けるとなんだかくすんでいて。
当時流行っていたシルバーのアクセサリーも、友達が付けるとキラキラし
て見えるのに、私が付けるとなんか違うなって。友達はかわいいからかな
あとか思っていました。今考えると彼女たちはブルーベースなんです。笑
市村:じゃあ自分がイエローベースって分かった時どんな感じでしたか?
小池:イエローベースの服とか、オークルベージュや、ブラウンとかキャメル
を着てる時には肌が明るいのは感じていたので、あ~やっぱりそうだった
んだ~って思いました。
カラーを学ぶまでは理由が分からないから。グレイやパープル着ていても
それがおかしいとも思わなかった。パステルピンクは顔がくすむことは
気づいていたんですけど。パステル系は顔がくすむっていうか、
色黒が目立つっていう。
市村:中級でスプリングになったときの感想って覚えてる?
小池:スプリングの色って見ていて明るくて可愛いからちょっと嬉しかった。
市村:どんどん変わっていったよね~。その変化していくうちに、人から
褒められたとかありますか?どんどんカラーやっている人の雰囲気になっていって。
小池:上海は診断とか体験講座とか、カラーをかじっている人が多かったから、
似合う色を取り入れだすと、やっぱりそっちのタイプだったんだ~って言ってもらえたり、変化を指摘してもらえる機会は多かったと思います。
市村:一時帰国とかで日本の友達と会ったりしたときは?
小池:お稽古講座を受けていた時より、資格を取ってからのほうが、変わったねって言われた気がします。資格を取って、自信が出てきて。
資格を取るまで頑張れたっていう自信と、私にもできることが増えたっていうことが自信に繋がったんだろうなって。
その頃から人と比較することがなくなったと思います。
自分は自分 すべて自分のチョイス
市村:自分は自分って感じ?
小池:はじめはカリキュラムに心理学とかメンタルの部分が入ってるのは
なんで?不思議?って思ったこともあったけど、受けていろいろ前向きに取り入れられるようになった。
自分で選んで今があるんだよっていうのも習って、それまでも頭では分かってはいたんだけど駐在に来た頃、主人がものすごく多忙で
毎日夜中に帰ってきて、朝早く出て、土日はゴルフでいない、なかなか家族ゆっくり顔を合わせる機会もなくて、なんのためにここにいるのかな?っていう気持ちがどこかあったけれど、美色講座で心理学を学んだときに、家族一緒にいたいから、彼の海外勤務を支えたいと思ったからここに来たんだってハッとして。私が自分で選んでここに来たんだって思い出して視点が変わった。
市村:葛藤はあったんだね~。でも自分のチョイスと気づいて。良かったね~
小池:好きなことやらせてもらっていることへの感謝も生まれて。モヤモヤはすとーんと落ちました。
市村:自分のチョイスだからね。
小池:私が選んでここに来てるじゃんって納得がいって、吹っ切れて、
彼が多忙でも、カラーを始めて楽しみも増えて。
市村:心が自立したんですね~。
それでプロコースに進んで、まあ資料作ったり忙しくはなるけど、
自分のことで忙しくなった方が、心が自立するしね。
小池:でも・・・一回ベースカラー養成講座(現コンシェルジュ養成講座)で
挫折した感じになって。混乱しちゃって。ライトさんっていう、明るい服
が似合う人など、ベースがまたがっている人がいるんじゃないかって
混乱して、診断がわからなくなって診断士には向いてないんじゃないかと
思って・・・すごく迷走入っちゃって。
ある日、そんな自分の状態の迷走時期のトレーニング中に、
娘の幼稚園から高熱出てるから迎えに来てくださいって電話が来て、パニック
になっちゃって、レッスンには残りたいし、迎えに行かなきゃいかないしで、診断
中に泣いちゃったんです。みんなは出来てるのに、自分だけ診断ができてない気
もして・・・
市村:そんなにパニくってるようには、見えなかったけど(笑)
じゃあ、次のレッスンとか来づらかったかなあ・・・
小池:パーソナルカラーアナリストに進むのも実際迷いました。
でも、パーソナルを知ったら、もっと分かるかもって思って
市村:そうだよね。三属性が分かると、分かりやすいからね。
小池:悔しさをばねに、進みました。
市村:偉い!!もともと理論とか得意だしね。
小池:得意ですかね?色彩検定もう一回受け直したいぐらい。
市村:え~、本当?得意に見えたけど。
小池:私一番落ちこぼれだったんだけど。一緒にいたメンバーの中で、
一番できなかった。
市村:え~みんな受かったから、全然わからなかった。クリスマス会とかの時に
毎年、あの問題はできたとか、できなかったとか教えてくれるけど、
ひろみちゃんはできたとか、できなかったともいわないし。
ひょうひょうと受かったような気がしちゃってた。
小池:一番できてなかったし。
市村:全然そんな印象はなかったし。
小池:なんで、みんなそんなにできるんだろうって思ってた。
市村:すっごいできなかった子って覚えてるんだけど、ひろみちゃんは全然
普通の顔して受けてたよ。
小池:反応が薄いから分からなかったのかなあ。内心すっごいパニックだった。
市村:全然得意そうに見えたから、理論的なことが好きなんだろうなって思ってた。
心理学も後で、気づいて良かったなって思ったんだね。プロコースに入って一時、
迷走に入ったけど、
最後のトレーニングとかも、クリアして、問題ないように見えてたよ。
パーソナル入って、三属性とかも分かって、理解して帰国になったんだね。
小池:パーソナルのレッスン途中で突然帰国が決まってしまったんですが、高田先生
に相談してクラス変更させて頂いたりクラスのメンバーが私の帰国に間に合う
ように課題のイベントを開催する段取りをしてくれたり。周りの方に助けていた
だきながら帰国寸前でどうにかレッスンを全部修了出来ました。
市村:診断士としては、パーソナルカラー養成講座で終わるじゃない?
それからは?
小池:インストラクターに上がる気はその時はなかったんですけど
市村:同時期に、私とひろみちゃんが帰国して、その後日本でも、色彩検定対策講座
受けていて、周りはインストラクターに上がるって言ってたね。
小池:帰国前は、診断士まででいいかなって思っていて。突然の本帰国で日本での
ビジョンがなかなかみえなくて・・・