主催した上映会「カンタ！ティモール」を観に行って来ました。
東ティモール民主共和国をご存知でしょうか？
私はニュースで東ティモールという国が
インドネシアから独立する為に戦争を起している。
ということくらいしか記憶になく、銃殺されている民衆の様子を見て、
早く終わって欲しい・・・と願うだけだったのですが、、
私たち日本人が、この国の戦争を引き起こしていた事実を知りました。
東ティモールの人々を虐殺するインドネシアと
日本やアメリカが深く関わっていたのです・・・。
日本の政治家を責めることは私たちは出来ません。
なぜなら、私たちが足るを知り、自然を食いつぶすことを止めない限り、
それらのエゴが、この様な悲惨な戦争の原因になるからです。
子供も女性も、全てのティモールの民が、
精神的、肉体的な暴力や限りない苦痛を受けて多くの犠牲者が出ました。
「悲しい。いつまでも悲しみは消えない。
でもそれは怒りじゃない。怒りではないんだ。」
憎しみは憎しみを呼ぶだけで解決には至らない・・・
自然の中で感謝と共に生きて来たティモールの人々の団結力やリーダーの戦略、
そして島の古来の守り神たちの力を持って、
敵の捕虜には憎み暴力を振るうことなく、無傷で解放するなど、
２４年もの間、ひたすら独立の正当性を訴えつづけ、
リーダーは９６年にノーベル平和賞を受賞されました。
しかし、それ以降もインドネシア政府による
東ティモールの人々の虐殺は続きます・・・
その軍事攻撃に必要な膨大なお金は
私たちの税金です。
私たち先進国は、先進とは名ばかりで、
意識が低くなっているように思います・・・退化ですね・・・。
私たちが贅沢を求めれば求めるほど国の利益を上げる為に
小さな国に犠牲を強いることになります。
足るを知る。
地球の限りある資源やエネルギーを膨大に消費しているのは
日本とアメリカがだんとつだそうです・・・。
上映会で頂いた資料の中にこんな言葉も綴られていました。
「政治に国益ばかりを求め、どうでもいいから景気をよくしろ！と、
国民が求めている限り、国の動きは変わりません。」
目先の欲に負け、
自分たちには関係ない。自分たちさえ良ければいい。
仕方が無い。と、
自然が失われる事に見て見ぬフリをして困るのは
私たちの子孫たちだと改めて思いました。
これら事実を知って、
私はやはり自分は車を購入しなくてよかった・・・と思いました。
車が無くて不便なときもあるけれど、
毎日の様に乗るわけでもないし、
週末必ず遠出することもない私には必要がありませんし、
歩けるところへは自分の足を使えばいいし、公共の乗り物も利用すればいい。
時に車が必要なときはレンタカーを借りることも出来る。
水も電気も無駄に使うことが無いよう意識して、
自然に生かされているありがたみを感じながら
自分の命を活かす選択をしていこうと思いました
（それで人の命が救われるのなら安いものだよね＾＾）
そう改めて思えたのも、
この映画を紹介してくれた美帆さんのお陰です。
彼らの叫び、祈りを 知らせてくれてありがとう
私はこれからも人間、動物、様々な事実を知って
その湧き上がるエナジーを活かしたいと思います
出来ることからコツコツと
愛たろ～美帆さんのブログより～
一人一人の力は小さいけれど
日々の行動が、選択が世界を変えていく希望になってほしいと思います。
「ねぇ仲間たち ねぇ大人たち
僕らのあやまちを 大地は知っているよ」
「カンタ！ティモール上映スケジュール」
おススメです☆ 是非みて下さい！！
ティモールの人々の清らかな精神性に触れ、
事実を知ることによって、自分が観えて来ると思います。
（本当に素晴らしい民族です
）