はやいものでプレスに異動して、もうすぐ二ヶ月。
仕事にもだいぶ慣れてきました。
雑誌を読んでいる側だった時にはみえなかったもの、気づかなかったことがたくさん。
雑誌以外にもCMやドラマ、映画、CDジャケット、PVのリース。
ブランドを育てる難しさや楽しさを日々実感しています。
と同時に、「プレスの仕事」に対する解釈はけっこうバラバラで
しばらく模索してました。
ファッション業界のプレスは、企業の広報とはまたちょっと違う気もしていて、
しっくりくる本がなかなか見当たらなかったんですが、ついに発見。
このなかには、わたしが求めていたものに近い答えが書かれていました。
わたしはプレスの仕事説明を読みたかったわけじゃなく、
実体験にもとても興味があったし、経験者の教えも知りたかった。
簡単に言ってしまうと、プレスの仕事を完璧にこなすには
経営者的な視点で「すべて」を理解しなければ、
理想的なPR法を提案することはできない。ということ。
しかも、ファッション業界はもちろんあらゆる市場はいま、
商品が多様化し、国際競争にさらされている。
またメディアも同様にすごい勢いで多様化・国際化されている。
そのなかで戦略をもってPRしていくのはほんとうに難しい。
しかし、この仕事で一番大切なことは「情熱がなければ、
ひとになにかを伝えるということはけっしてできない」ということ。
とても納得だし、しっくり。
この熱さがまた素敵
プレスの仕事に必要なのは「ミーハー心」と「プロ魂」というキャッチフレーズに
ひかれました。
1944年生まれの著者 伊藤さんはもう60歳オーバー。
ほんと、実年齢ではなく、気持ちだなーって思います
わたしも60歳になったとき、自分が得意とする分野で、
こんなことを語れる女性になりたい。
まだまだ模索中だけど、いま目の前のことを一生懸命頑張ることが大事だっていうことは
いままでの経験上なんとなく直感で感じてます。
まだまだ仕事が思うようにできない自分に
毎日もどかしい思いもいっぱいするけど、
まずは一人前のプレスになれるよう頑張ります。