集客に直結する、地域でのポジショニング戦略。その3 | 治療院の集客講座(整体院・接骨院・整骨院など) - 【地域No.1治療院への道】

集客に直結する、地域でのポジショニング戦略。その3

ども、治療家サポート の松下です。


まずはじめに、今回の連載記事 「集客に直結する、地域でのポジショニング戦略」 を読んでいただく上での確認です。


その1その2 と、集客出来る治療院のポジショニング戦略について話をしてきましたが、施術がうまくて、常に向上心を持って腕を磨いているのは、大前提ですからね~^^



昨日、「ポジショニング」よりも、「腕を磨く方が大事だと思います!」ってメッセージがきましたが、それは当たり前(笑


同時並行でやっていきましょう!


あえてブログで書く必要はないかな~って思ってましたが、勘違いされるといやなので、一応書いておきますね。



さて、第3回の今回は、治療院のポジショニング「4つの立場」のうち、チャレンジャーにあたる治療院(治療家さん)が取るべき集客・経営の方法をお話していきたいと思います。



■「4つの立場」、それぞれの特徴。(戦い方)


【チャレンジャー】


これは、地域で2番手3番手の治療院。


ナンバーワンになるために、王者である治療院に対して、戦いを挑んでいくことになります。


まさに、頂上決定戦。



ポイントは、王者であるナンバーワンの治療院が「おろそかにしている場所」に対して、パワーとお金をかけていくこと。


また、ナンバーワンの治療院に対して「劣っている部分」を、逆に強みに変えて戦うことなんです。



前回の記事を読んでいただくとわかるように、王者の戦略は、PPC広告・チラシ・雑誌広告(クーポン含む)などの「マスに広くアピールできる広告」に費用を投じることが基本となっています。


だからこそ、多くのナンバーワン治療院は、「ソーシャルメディア」に対する認識が甘い。


活用していたとしても、担当が1人ついているだけで、ソーシャルメディアにおいて最も大切な「ソーシャルコミュニケーション」の力が弱いことが多いのです。


※ソーシャルコミュニケーションとは?:ソーシャルメディアを使って、ユーザーとコミュニケーションを取る力。



また、ナンバーワンの治療院は、費用対効果・集客効率を高めることに力を入れているので、ちょっとめんどくさくて、即効性の少ないソーシャルメディアに時間と費用、人員を割いていないことが多いのです。


だから、2番手3番手のチャレンジャーは、ここに力を入れるべき。



もちろん、ソーシャルメディアだけをやるわけではないですが、広告関連に力を入れたところで、資金力に勝るナンバーワン治療院に勝てることは少ないです。


だから、広告を一生懸命に行いつつ、患者さんとの距離が近い、ブログ・Twitter・Facebook・ニュースレターなどのソーシャルメディアを最大限活用し、ソーシャルコミュニケーションの力を磨く。


そうすることで、ナンバーワンとの直接対決を戦うのです。



王者であるナンバーワン治療院は、集客やマーケティングを外部に出している、外注していることが多いので、その治療院の経営者や、スタッフ個人としての能力は高くないことが多い。


だから、チャレンジャーである2番手3番手の治療院(治療家さん)は、個人の力で結果が大きく左右される「ソーシャルメディア」に力を入れる必要があるのです。



■弱みを強みに変える


さらに、2番手3番手の治療院(治療家さん)、チャレンジャーは、ナンバーワンの王者と比較した時に「劣っている場所」を、逆に強みに変えると戦いやすい。



多くのチャレンジャーは、スタッフの数で負けていることが多い。


だからこそ、「うちの治療院は、スタッフの数が少ないから、毎回担当が変わることがありません!」とアピールする。



また、「うちの治療院は、地域No.2です!」と言い切ってしまう。


そして、「だからこそ、今のポジションにあぐらをかくことなく、常に向上心を持って、地域の皆さんに喜ばれる施術を目指します!」というアピールもできる。


これは、暗に「No.1の治療院は、繁盛を理由に、あぐらをかいていて、患者さんを大切にしてないよね。」というメッセージにもなっているのです。



たまに繁盛しすぎていて、なかなか予約が取れない治療院や、繁盛したとたんに施術が流れ作業になってしまう治療院がありますが、そういう王者に効果的。



さらに、ナンバーワン治療院が、成長のために犠牲にしてきたものは何か?を考えて、そこに力を入れるのです。



多くの2番手3番手のチャレンジャーである治療院は、ナンバーワンである王者のマネをしてしまいますが、それでは王者に勝てません。


王者であるナンバーワンの治療院の多くは、広告を使って、いかに自分のメッセージを多くの人に繰り返し見てもらうか?にしか興味がないことが多い。


だからこそ、チャレンジャーである治療院(治療家さん)は、広告を行いながらも、地域の方とソーシャルメディアを通じて対話をしていくことに力をいれるのです。



また、「劣っている場所」を隠すのではなく、逆に強みに変えてアピールしていくことで、王者に勝つ道が開けていく。


ぜひ、これから地域ナンバーワンの治療院に戦いを挑むチャレンジャーは、今回の記事を参考にしてみてくださいね^^



次回(その4)では、ナンバーワンの王者、2番手3番手のチャレンジャー以外の治療院が取るべき、治療院の集客・経営戦略についてお話していこうと思います。


興味のある方は、楽しみにお待ちくださいませ~