仕事で扱う商品やサービスは、
お客様を大切に思う心や気持ちがあれば、
その商品の質やそれを表す行動も良いものになっていくと思います。

きっとそれができる人は、
商品を買う側やサービスを受ける側にたったときの対応も、美しさを感じとれる行動ができる人だと思います。

日本人は物事をはっきり言うのがヘタクソと言われ、クレームや保証はアメリカや他の国のように小さくて少ないと、
ある方が言われていて
「ちょっとした事でも欠陥が見つかれば、ちゃんとその欠陥の指摘と迷惑料や慰謝料をしっかりいただかんとあかんぞ!」

たしかに、欠陥を指摘することは相手の事を思ったり、周りの事や自分の事を想えば、大事だと思うのですが、
必要以上に迷惑料とか慰謝料とかをせがみ、
「こっちはお客なんやで」
と傲慢に突き通すお客の態度は、
なんか「汚く」感じる…
そうやってよく言う人に限って、
その人の普段の仕事の態度や接し方も、先輩や後輩の誰かを棚に上げてしまうような言い方になってしまいますが、
ちょっと微妙でクレームを言われそうな仕事っぷりがよく見えてきます。

ほんとうに筋を通す人は、
自分からそういうものを必要以上にせがまない。
本質を見抜き、
人と人と関わる最低限の礼儀や義理の筋は通す…
意外とその対応は自然と向こうから、
「申し訳ありませんでした」と、
お詫びを受け、
またそれに対応してくれた相手に
「ありがとうございました」と言える人。
ほんとすごいな~と思うし、
「この人は仕事もしっかりできる人やろうな~」
「人の心や痛みも思いやる事ができ、
厳しさも優しさも持っていて芯のある人だな~」
と感じました。

世の中には、
企業や人の接し方まで、
隙をみせたり、つけあがらせたらあかんと、人の心はそっちの方向に向いていっているように感じます。

様々な常識が生んだ結果だと僕は思いますが、
いい加減な事をやっていた「偉い人」が、いい加減な事を作り出したから、
受け取る側も、
隙をみせないように、つけあがらせんように態度や対応になっていくと思いますが、
それは実にさみしい世の中…
僕は物事をはっきり言うのが、ちょっと苦手で「自分が傷つくのが嫌なタイプ」なのかなぁ~と自分と向き合う事がよくあります…
しかし
アメリカのようにクレーマーになれと言われても…
経済ガタガタのアメリカのように同じような事を右へ習えしてもどうなんだろう?っと思うし…