NHKの録画を見た。
そこには、昨年までKAIENTAI-DOJOに所属していた《筑前りょう太選手》が映っていた。

りょう太さんは今九州プロレスの代表取締役。今年の夏に九州で旗揚げしたのかな。その映像を見て、自分はりょう太さんがKAIENTAI-DOJOにいたときのことを思い出した。


会場を満員にするために歩き回っている姿。
いつだか、りょう太さんは言った。
『みんな、ごめん。観客数が伸びなくて。必ずいい思いさせてあげるから』と。自分はその言葉を今でも鮮明に覚えている。


なにもしてない人に限って『今はどこも不況だから』という。
"何か"のせいにしたがる。
そりゃ、そうよ。
そのほうが簡単だもん。
前にも書いたけど、自分は《不況》という言葉で決して逃げ道を作りたくない。

一枚のチケットを売り歩くということは大変な作業。大変だけど、やり甲斐があるのも事実。

大変と思うか、やり甲斐があると思うかで、結果が違う。

《地域密着》と公言してから一年が経とうする。ポートアリーナ後、KAIENTAI-DOJOは何が変わっただろうか...。

自分のなかで"8月で時間が止まっている"と書いたことある。
首のヘルニア爆発による体調不良で、"続き"の作業が全く出来なかったから。
だから、時間が止まっている。
自分は続きが見たい。
見たいためにはどうすべきか、映像のなかのりょう太さんに改めて気付かされた。

《「どうするか」を考えない人に、「どうなるか」は見えない(by野村監督)》