2018年4月12日(木)
奈良市内へ戻ってきて、まだ行っていない場所をめぐる日。
(ならまちパーキング 500円)
1. 平城宮跡(奈良市二条大路南)
言わずと知れた「なんとでかいな平城京」のあった場所。本当に広くて、限られた時間では全部を見てまわるのはとても無理だったので、朱雀門広場だけを歩いた。
資料や出土品などの展示を見られる「平城宮いざない館」は予想以上に面白い。
平城京のモデルは中国の長安だったとか、当時の人々がトイレットペーパー代わりに使っていた薄い木のヘラみたいなものについていた便から食生活がわかったとか。
スタッフの人にすすめられた「天平みはらし館」の展望デッキはさほどでもなかったけど、十数分で見終わるアニメの映像は歴史を学べるVRシアターでまあまあよかった。
「天平みつき館」は購買意欲が高まる店内雰囲気。ここでお土産を購入した。
それにしても駐車場が有料なのが解せない。これほどのスペースがあるのに!
(無料の場所もあるけど、一番使いやすい場所は有料)
(菓子折り3つで1,996円)
存在感ある朱雀門。中央にいる人と比較すると大きさがよくわかる
2.ならまち(奈良市中院町)
お買い物を楽しむには持ってこいの場所。
和雑貨などを扱う「遊 中川」で旅行前からチェックしていた籠バッグを購入。
これは巾着部分と持ち手に丈夫な真田紐を使っているのだ。
やっと手に入ったと喜んだのもつかの間、お会計時に都内にも支店があると聞き、にわかにショックを受ける。まぁいいか。ここまで来なかったら、買わなかったかもしれないし
(スペック染リネンの籠バッグ 14,040円)
3.奈良県庁(奈良市登大路町)
奈良県庁の食堂は平日の11時から14時半までで、職員じゃなくても利用できる。
日替わり定食は3種類のメインから1品と好きな小鉢を1品つけて520円とリーズナブル。
LOギリギリに入ったので、メインは2種類しかなくなっていたけど、窓際のカウンター席で良い景色を眺めながらコスパの良いランチタイムを満喫!
(定食520円×2名)
チキンカツ定食
6Fの窓からは目の前に五重塔。なかなか贅沢
見下ろすと県庁敷地内にまで鹿が
4.奈良国立博物館(奈良市登大路町)
14日からの特別展「国宝 春日大社のすべて」の準備のため、仏像館以外はクローズというまさかのアンラッキー
ここまで来てそりゃねーよ…。同じ金額なのに…。とほほ。
おかげで仏像に穴があくほどじっくり見てやった分、日本人の私には面白かったけど、主要な部分にしか英語表記はなくて、外国人には厳しいだろうなぁと感じた。
(入場料 520円×2名)
5.春日大社(奈良市春日野町)
驚くほど、中国人観光客と修学旅行生と鹿だらけ!
ゆっくりお詣りするような環境にはなく、結構残念な印象。
修学旅行生を案内していた年配の女性ガイドが、お詣りの仕方を説明の際「願い事をひとつ念じましょう」と話していた。
己の願いの前に、まず感謝、じゃないのかい?
国宝殿前の広場で小休憩。駐車場の近くのせいか、中国人だらけ。
ここのトイレは建物や設備はキレイなのに、使い方がひどく相当に汚かった。
一頭の鹿が寄ってきてカバンに頭を突っ込みお菓子を奪おうとした!
奈良県の旅はここでおしまい。
帰路を刻むため、宿泊先のある三重県津市まで移動。
ちなみにファインガーデンはラブホなのだけど、観光客も対象にしていて事前予約ができる。夫婦旅なら節約にもなるのでかなり使える。
フロントの人ともフレンドリーに話したりするのだ。
(宿泊 ファインガーデン津 3,151円)