パリの新築のマンションは
コンクリート造で日本と同じです。

ですが、建て方が違います。

この写真はパリの工事中のマンションです。

 

タワークレーンが何本も立っています。
日本では高層の建物を建てるときに
タワークレーンは使われます。

パリではタワークレーンは
ごくごく一般的で小さな建物でも
タワークレーンを立てます。

建てる建物に対してデカ過ぎじゃない
と思うサイズのタワークレーンが
立っています。

パリでは工事現場の近くでも
コンクリートミキサー車は
まったく見かけません。

ここに建て方の違いが現れています。


日本では工事現場でコンクリートを打つ
工法が一般的です。

パリでは道路境界に面して外壁を建て、
両側は隣の建物と壁を共有しています。

敷地いっぱいに建物を建てるので
建物の周りに余裕がありません。

そのため工場でコンクリート板を製造し、
組み立てるという工法(プレキャストコンクリート)
を使っています。

工事現場でコンクリートを打設しないので
コンクリートミキサー車は必要ありません。

ですが、トラックで運んできたコンクリート板を
組み立てるためにタワークレーンが必要になります。


これは小さめのマンションの工事現場です。

 

ここにも赤と白のタワークレーンがあります。

工事中の建物の前面道路は車1台が
通れる幅を確保して囲いが付けられます。

歩道と残りの車道が工事現場の
作業スペースになります。
狭いところでは幅3mもないくらい。

作業スペースが狭くて工事が大変そうです。


今日の話はいかがでいたか。
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