江山楼 中華街新館 【中華料理・長崎】
住 所 :長崎市新地町13-13
電 話 :095-820-3735
営業時間:11:00~21:00(Lo 20:30)
定 休 日 :不定休
長崎と言えば「ちゃんぽん」、「ちゃんぽん」と言えば『江山楼』と言うことで、長崎市内1日目の夕食は、名実共に人気No1のこちらのお店に伺いました
外観
お店は<長崎新地中華街 >東門の目の前
二体の狛犬らしき像と、この立派な入口が目印です
エントランス
金曜日の夕食時の訪問だったため、多少待たされるだろうと覚悟はしていたのですが、ちょうど入れ替わりのタイミングだったのか、予想に反し1~2分待っただけで席に着くことが出来ました
1階のテーブル席
今回案内された1階席は、広いフロアに椅子とテーブルを並べただけの食堂のような雰囲気でしたが、上の階には、宴会用の大広間から、和室、洋室、掘りごたつなど、さまざまなシチュエーションに合わせて利用できる個室が完備されているようです
生ビール ¥420
とりあえずは、ビールで喉を潤します
こちらの生ビールは、エビスビールのグラスだけでした
ビールのお供に、定番人気の唐揚げを注文
カラっと揚がった唐揚げは、かなり大ぶりで火傷しそうなぐらい熱々
もちろんそのままでもジューシーで美味しいですが、衣自体にあまり味が付いていなので、ビールのおつまみとして食べるのであれば、添えられている塩山椒を付けて食べることをお勧めします
唐揚げに山椒の風味と塩分がプラスされることで、さらにビールが進むこと間違いなしです
アサヒ スーパードライ ¥630
当然、生ビールだけでは足りるはずもなく、すぐに瓶ビールを追加したことは言うまでもありません
お店の人気No2メニューの東坡肉(とんぽうろう)
嬉しいことに、こちらでは一つから注文可能です
ちなみに、東坡肉は元々中国の浙江料理(せっこうりょうり)で、それが長崎では独自のおもてなし料理「卓袱料理」の中の一品・東坡煮(とうばに)として親しまれてきたようです
甘めのタレで煮込まれた、柔らかく艶やかな豚バラ肉
八角や五香粉などの中華独特の香辛料があまり強くないせいか、比較的クセがなく食べやすい味付けだと思います
とろっとろの東坡肉と青菜を、店名が刻印されたふわふわの饅頭に挟んで、角煮まんじゅうの完成
青菜のシャキシャキとした食感もアクセントになり、ボリューム満点の美味しい東坡肉でした
ちなみに、饅頭にお肉を挟む際は、箸ではなくスプーンを使用しないとせっかくのお肉が崩れてしまうので要注意です
こちらのお店のちゃんぽんは、「湯麺(ちゃんぽん)¥840」、「什景湯麺(上ちゃんぽん)¥1,050」、「特製什景湯麺(特上ちゃんぽん)¥1,575」と3種類あります
フカヒレ入りの「特上ちゃんぽん」も気になりましたが、お腹もだいぶ満たされてきていたので一番シンプルな湯麺にしました
具は、キャベツ、もやし、ニラ、かまぼこ、ちくわ、豚肉、アサリetcと、これだけでお腹がいっぱいになってしまいそうなぐらい具沢山
旅先では何かと不足しがち野菜類も、これでバッチリ補給完了です
たっぷり野菜の下には、素材の旨味が溶け出し、コクと深みのある鶏ガラ100%のまろやかな白濁スープ
このスープ、濃厚ですがこってりしすぎていないため、クドいと感じることなく最後の一滴まで綺麗に飲み干してしまったほど美味しかったです
もっちりとした食感とつるんとした喉越しがスープと好相性です
今まで某有名チェーン店でしかちゃんぽんを食べたことがない私にとって、正直こちらのちゃんぽんの美味しさはかなり衝撃的でした
本場のちゃんぽんとチェーン店のちゃんぽんとでは、これほどまで味に違いがあるのだと改めて実感し、長崎に来ることがあればまたぜひこちらへちゃんぽんを食べに伺いたい思います
そして、これは余談ですが、今回どうして本店ではなく敢えて新館に訪問したかというと・・・
実は、ちゃんと下調べをせずに訪問したため、タクシーを降りてすぐ目の前にあった新館を本店だと勘違いして入ってしまったのです
なので、お店を出てホテルに帰ろうと歩き出したまさにその時、通りを挟んで斜め右前に『江山楼 本店』と書かれた看板を発見したときには、本当に驚きました
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江山楼中華街新館 (ちゃんぽん / 築町、西浜町、観光通)
★★★☆☆ 3.5