鮨菜 和喜智 【鮨・札幌】
住 所 ：北海道札幌市中央区南二条西25-1-22
電 話 ：011-640-3768
営業時間：火 17:30～22:00(L.O)
水～日 12:00～14:00(L.O.13:30)
17:30～22:00(L.O)
定 休 日 ：月曜日
こちらの【鮨菜 和喜智】は、
今回、知人の紹介で初めて訪問しました
口コミ等でも、美味しくてCPが高いと、
かなり人気があり、評判が良かったので、
期待して伺いました
外観
表通りから、1本路地を入ったところに、
ひっそりと、こちらのお店はあります
看板
看板
【鮨菜】とは、鮨以外の惣菜的なおつまみも
楽しんでいただきたいとの思いから、
つけられたそうです
カウンター席
カウンター10席
一応、4人掛のテーブル席もありますが、この時は、
カウンター客の荷物置きに使用されていました
生ビール
とりあえず、お決まりのビールで乾杯
夜は、\8,000か\10,000のお任せコースのみ
もちろん、お腹がペコペコの私達は、
\10,000のコースをお願いしました
醤油＆塩
まずは、つまみとして刺身が出てきますので、
お好みで、醤油または塩でいただきます
平目の刺身＆エンガワ
1品目は、私が大好きな平目の刺身とエンガワ
カボスを絞って、塩で
素材そのものの味を堪能するには、
私は、塩で食すのがBestだと思います
ただし、素材がよければの話ですがね・・・
もちろん今回は、大正解でした
つぶ貝
肉厚で、コリコリとした食感のよい、
大変美味しいつぶ貝でした
たぶん、今まで食べたつぶ貝の中で1番だと思います
ボタン海老
ねっとりと濃厚で甘みの強いボタン海老
帆立の磯部巻き
今回いただいた中で、No.1の一品です
もの凄い厚みのある大きな帆立は、
まわりを軽く炙り、中はレア状態
それを海苔で巻いたものを手渡ししていただけますので、
そのままパクっ
ほんのり醤油で味付けされた帆立と、海苔の相性が抜群
味＆ボリュームともに全く申し分ありません
冷酒
メニューに載っていない冷酒を出していただいたので、
名前は失念
美味しくて、ビールの後は、こればかり飲んでました
たぶん1人で5合くらい飲んでしまったかも
煮タコ
上品に味付けをされたタコは、驚くほど柔らかくて
とても美味しかったです
数の子
味が付いた数の子は、あまり好きではなかったのですが、
これは別でした
帆立の磯部巻きに匹敵するくらい、美味しい一品
お替りをいただこうと思ったら、もう品切れとのことで、
かなり残念
牡蠣のオイル漬け
牡蠣の旨みが凝縮された逸品
これを食べたら、白ワインが飲みたくなりました
パスタに和えても美味しくいただけそうです
ボタン海老の頭
香ばしく焼かれた頭は、
塩味が効いていて、おつまみには最適な一品
いくらでも食べられてしまいそうです
味噌もたっぷり
にぎり用のおしぼり
さて、ここからがメインのにぎりの始まりです
ガリ
生姜そのももの味がしっかりとして、甘すぎることのない
少しピリっとしたガリです
ヤリイカ
塩がふってあるので、そのままいただきます 
基本的に、にぎりは、そのまま食べられるよう、
仕事が施されています
シャリは小振りで、女性にも食べやすいサイズ
甘くて柔らかい、美味しいヤリイカです
キンキ
炙ったキンキをポン酢で
小肌
人生初の小肌です
本当に食べられるか、かなり不安でしたが、
今までいただいた品々が、どれも美味しかったので、
勇気を出して食べました
そして隣に座っている旦那様に一言・・・・
「えっ
普通に美味しいんだけど
」
これって、単なる食わず嫌いだっただけですかね
でも、光り物はダメなお店では絶対にダメなので、
こちらのお鮨が美味しいからだと思います
鰆のヅケ
にぎりでは、これが1番気に入りました
なので、2人とも、もう一貫ずつお替り
ヅケ具合が、最高でした
ウニの軍艦
海苔を巻かない分、ウニ本来の甘みを十分に楽しめます
ウニ大好きっ子としては、
これだけでは満足出来るハズもなく、
追加でウニのつまみも頂きました
しかし、肝心の写真は、撮り忘れてしまいました
白子
炙った白子をシャリの上にそのままのせて、塩を少々
炙ることによって、白子の甘みが増します
今にも崩れ落ちそうなくらい、トロトロなので、
写真を撮るのに苦労しました
あなごの海苔巻き
あなごをこういうふうに海苔で巻いて食べるのは
珍しいですよねぇ～
一応、これでコース料理は終了なので、
最後の〆には、やはり海苔巻きが、
1番良いのでは、との考え方からだそうです
さて、コース料理だけでは、もちろん足りない私達夫婦
ここから下の料理は、全て追加オーダーしたものです
ゲソの炙り
半生状態のゲソは、イカの持つ本来の甘みが
とても引き出されていて、
お酒のアテとして最高でした
添えられた黒七味との相性もさすがです
イカのこのわた和え
生のイカをそうめん状に切り、このわたで合えたもの
これで、またさらに、お酒が進んでしまいます
八角
北海道ならではのお魚
皮をパリパリに焼いた、皮せんべいを
いただいたことはありましたが、
焼魚として食べたのは初めてでした
ふっくらと焼きあがっていて、とても美味しかったです
ノドグロ
八角も美味しかったですが、こちらのノドグロには、
勝ち目がありませんでした
このノドグロの焼き魚は、絶品の一言につきます
本当に、ﾒﾁｬｸﾁｬ美味しかったです
最初に八角を出していただき大正解
マグロ（中トロ）
これだけが、大変残念なことに、少し生臭かったです
ボタン海老
これは、海老アレルギーなのに、海老が大好きな
旦那様が再注文
今度は、卵がのっていました
車海老
立派な車海老です
ボタン海老とは、また違う美味しさを味わえて、
2種類の海老を存分に堪能しました
海老芋
まさか、こちらで京野菜の海老芋と巡り合えるとは、
思っていませんでした
茹でただけの、シンプルな調理法でしたが、
海老芋のホクホク感を十分に楽しめました
山ごぼう
最後にいただいたのが、こちらの山ごぼう
ごぼうの歯応え、そして味付けも程よく、
〆にはピッタリでした
今回の感想としては、
つまみも、とても美味しいものばかりでしたし、
江戸前としては、たいへん丁寧な仕事をされた、
美味しいお鮨だと思います
しかし、かなり厳しいことを言うようですが、
正直なところ、このレベルの江戸前鮨なら、
値段的に考えても、（今回のお会計4万円弱）
都内で、もっと美味しいお店があると思いました
あと、お店自体があまり大きくないためか、
ネタの豊富さに欠けているところが、
大食漢な私達夫婦にとっては、
少し物足りなさを感じてしまいました
そして、もっと根本的なことを言うと、
私は、北海道では、北海道ならではの地魚を使った、
あまりお鮨に手を加えず（江戸前ではなく）
魚本来の美味しさをダイレクトに
堪能できるお寿司を求めているので、
今回、こちらのお店の評価は、
他の方と比べるとあまり高くはありません
しかしながら、道外からの常連さんも多く、
（この日も私達を含め、5組中4組が道外の方でした）
皆さん、大変絶賛していらしてたので、
札幌で美味しい江戸前鮨をリーズナブルに食べたい方には、
お勧めなお店なのかもしれません
サービス面では、ご主人もとても気さくな方で話しやすく、
女将さんも、丁寧で温かい接客をされて、
大変好感がもてます
あと十年経って、ご主人も今よりもっと成長され、
私たちも、食べる量が減ってきたときには、
再度訪問したいお店かもしれません
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鮨菜 和喜智 (すしさい わきち) （寿司 / 円山公園）
★★★★☆ 3.5