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新人営業の提案書を精査していると、

以下のような文言が散見されます。

リーチが最大化できます!

サンプリングすることができます!


スキームとして「できます」的な話は、

広告主にとって意味はありません。

広告のゴールはどこなのか?

それは広告主の売上を上げることです。

さらには広告主の利益を上げることです。


もちろん時間軸の問題で、

中長期で売上を上げていくような

ブランディング目的のケース、

短期的に売上を上げていくような

ダイレクトレスポンス目的のケース

といった違いはあるかもしれません。

それでも、広告主にとって、

広告とは投資です。

単にお金を使う経費ではありません。

あくまで、その広告投資に対して

どれだけの売上・利益が期待できるのか?

それで広告出稿の可否を判断しています。


なので、その目線がない提案書は

広告主の期待とはズレた提案であり、

決定率は低いと言わざるを得ません。

もちろん、広告は投資なので、

売上を保証するものではありません。

ですが、その精度が高いか低いかが

プランニングの良しあしとなります。

クチコミマーケティングであろうが、

バイラルマーケティングであろうが、

「広告のROI」に向き合ってこそ、

顧客に貢献できるマーケティングです。


以下計算式は常に頭に入れておきましょう。
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・売上 10億 ※広告効果による売上

・原価  5億

・広告費 2億

ROAS= 10/2×100= 500%
Return On Advertising Spend

ROI= (10-5-2)/2×100= 150%
※Return On Investment
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日々精進。