今の弊社で「マネジメント」=「管理」と考えている
マネージャーはいません。
ただ、あまりに日々が忙しくて目の前の事象に
忙殺されてしまっているマネージャーは散見されます。
ですが、これはNGです。
周りから見て忙しそうに見えるマネージャーほど
マネジメントの本来の役割を放棄しています。
甘く見ても役割の3割しか実行できていないと
私は思っています。
というのもマネジメントには3つの時間軸があります。
「過去・現在・未来」
過去のマネジメントというのは主に管理業務になります。
過去の実績管理やデータ分析などがそれに当たります。
現在のマネジメントというのは主に指示業務になります。
目の前で発生している事象への指示がそれに当たります。
未来のマネジメントというのは主に逆算業務になります。
未来から逆算した次の行動の決定がそれに当たります。
この3軸でのマネジメント業務のそれぞれの時間配分は
ちょうど30%ずつ投下するイメージです。
なので忙しいそうにしているマネージャーほど
現在のマネジメントに90%以上の時間を投下しており、
残りの過去と未来のマネジメント業務を放棄している
可能性が高いです。
これは視点の高さの問題だと思います。
どうしても今に追われるというのはよく分かりますが、
それでも敢えて視点を高くして時間軸で俯瞰した場合、
これではダメだと気づくことができるかどうか?
3軸全てやらねばならないと意識ができていれば、
現在のマネジメント手法も変わってくると思います。
仕事の優先順位の付け方、メンバーに任せるやり方、
周りを巻き込むやり方などがもっとうまくなります。
なので視点を高く持ち続けるためにも
今一度、3つの時間軸でのマネジメントを
実行してもらえたらと思います。
テンションTakamura!!!
日々精進。