2009年、最初に読んだのは「グランズウェル」。
ブログやSNS、YouTubeなどのソーシャルテクノロジーから
生活者の声を聞き、行動や感情を知ることで、
広告主の企業戦略を提案していく術が書かれた本。
アメリカでの具体的な事例や、
それぞれの手法のROIについても言及され
僕にとっては、非常に刺激的な1冊。
CGM関連の書物では久々のヒット!
いろんな市場データもあくまで数字でしかないわけで、
生活者の声や企業との関係性まではわからない。
そこを知っている広告会社は広告主にとっても
非常に貴重な訳で、僕たちはそうならねばならない。
また、広告効果の測定対象として、
「リーチ×フリークエンシー」から「エンゲージメント」
と言われているが、
そのためには、これらのソーシャルテクノロジーを使いこなして
企業と生活者の関係性・つながりを計測していくことは欠かせない。
そんなことを改めて感じました。
インターネット広告の特性のひとつとして
ターゲティングが挙げられますが、
デモグラフィックやサイコグラフィックによるターゲティングに加え、
今後は、ソーシャルテクノロジーへの参加度合い、
イノベーター理論に基づくターゲティングなども考慮する必要がありますね。
オバマのWEBマーケティングなんかも、
このあたりのことが実践されていたと思うので、
今年は僕たちも取り入れていきます!
日々精進。