※「経験」を与えることが監督の任務
http://nvc.nikkeibp.co.jp/column/akizawa/20080718_001300.html
基本的なことが書かれてますが、あらためて整理できます。
■自信がない人
今、自分がいる状況にあまり居心地の良さを感じていない場合が多い。
そんな彼らにとっては、居心地良く働ける環境を作ることで、
自信のレベルアップにつなげていきます。
■過信している人
何かチャレンジを与えていきます。
自分ができることばかりではないのだ、ということに気づかせることも、
人を伸ばすには大切なことではないでしょうか。
■若手
できるだけ多くのチャンスを与えていきます。
練習をしているだけでは野球がうまくならないし、自信をつけることもできません。
彼らはゲームの中で自信をつけていくしかないのです。この「経験」だけはだれも
教えることはできません。上の人間は、チャンスだけは与えるべきです。
若手はどんどん起用することですね。
経験を通して自信をつけさせることは、チームの中でその選手が、
どのような責任を持っているかを理解させることにもつながっていきます。
■チャンスをうまくつかめていない人
「自分たちが前に進んでいくためには同じ場所にいてはだめだ」と言うようにしています。
私はスキーが好きなので、よくスキーにたとえるのですが、なだらかなスロープの時は、
気持ち良く滑ることができて、楽しいですよね。でもなだらかなところで滑っている限り、
それ以上は上達しないのです。上達するためには、もっときついスロープに行って、
たくさん転ばないといけません。転ぶ体験を繰り返し、最後に滑り終えたときの達成感から、
人は何かを学び、前進していきます。
ボビー・バレンタインが低迷の続いていたロッテを
強豪チームへと作り変えたのは、紛れも無い事実。
野球もそうですが、ビジネスにおいても
組織はマネジメントによって大きく変わると思います。
自分がプレイヤーだった頃、強い営業が強い組織を創ると思ってましたが、
マネージャーを3年程度やってみて、強いマネージャーが強い営業を創ると感じてます。
今でもプレイヤーへの未練が大いにありますが、
今はマネジメントのプロフェッショナルとして、
さらに成長しなければと強く思いますね。
日々精進。