良く見せる | チカライズム

チカライズム

まごころを表現する美容師の考え方

少しでも自分を良いように見せる。

こういう言葉は
あまりいいように解釈されることが
少ないですが、
私は仕事上では特にそうすべきだと
思います。

例えば、目上の人とか、自分にとって
利益のある人にだけ
自分を良いように見せるというのは、
確かによくないことだと思いますが、
全員に良いように見せるのだったら、
何の問題もないし、
理想はそうすべきだと思います。

本来の自分より、
少しでも良い自分に見られるように、
職場では自分の行動を表現しようとします。

このように言っても少し抵抗がある人も
いるのかもしれません。

「それは本来の自分を隠して、
取り繕うということですか」
というように考えてしまうかもしれません。

それは少し違います。

例えばサッカー選手が、
監督やコーチ、ファン、メディアに対して、
少しでもいいプレーをして、
自分をアピールしようとするでしょう。

あるいは野球選手が毎日ヒットを打ちたいと
思うでしょう。

そういう感覚で、
美容師がお客様とメンバーに対して、
少しでも良く思われるように仕事をするという
ことです。

サッカー選手や野球選手にとっての試合は
私たちにとってはサロンワークであり、
仕事の全てです。

毎日の仕事で、少しでも
良い自分を表現しようとする。

毎日毎日が最善の仕事であり、
最高の自分であるから、
1年後や3年後は成長しているんだという
考え方が、
私にとっての
「少しでも自分を良いように見せる」
ということなのです。