まずは
ドライブイン サンフラワー
にご来店
誠に
誠に
ありがとうございます
毎公演、違う組み合わせでの上演はとても新鮮で、様々なサンフラワーのお話がお届け出来たのではないかと。。。
1話目 COUNTRY ROADS
こちらは"なぎさの成長物語"
でした。
サンフラワーに来た時と帰る時の彼女の変化はなんなんだろうな・・・。
と思いながら稽古をしていてある日不意に出てきた台詞が
『ありがとうございます(ました)』
実は台本にはこの台詞はありませんでした。
稽古をしていく中で、込み上がってきた気持ちで自然と産まれた台詞でした。
彼女の中では一大決心で臨んだ
"かけおち"
都会への憧れと、智之さんへの想いを胸に動いていたなぎさが、故郷への愛に気付き
逃げずに・・・・・
諦めずに・・・・・
父親を説得すると言う決意の物語
文章にしても、壮大ではなく、本当に平凡な物語。
でも、この小さな物語が彼女を
とても大きくして行ったんだなぁと。。。
日替わりの婚約者 智之さんもお三方共に魅力的で、毎日が新しいなぎさを感じていました。
本田秀和さん、渡辺敬介さん、篠崎大輝さん
ありがとうございました!!
2話目 嘘つき達の一夜
出番としてはほんの少しでしたが
最後の
"いつものドライブイン サンフラワー"
を表現すると言う、大切な役割を頂いたプレッシャー
更に"雨に濡れても"で何か振り付けを・・・と言われ最初は何も浮かばず
もう無くそうかなぁ…
とまで思ったのですが
私なりの"いつものドライブイン サンフラワー"を作ろう!
と思いついて、松野さんに相談し本来ならない流れを少しプラスアルファさせて貰いました。(あれ?こんなんばっか?わたし。笑)
そのくだりというのが・・・・・
あけみ 店長ミルキーのお金・・・
笹部 いいよ
あけみ もう、いつもそうなんだから
じゃあ開店準備手伝う!
と言って、歌いながら色んな音を立てて楽しい、COUNTRY ROADSの時の空気を彷彿とさせられたらなぁと、振り付けさせて貰いました。
台詞の中で笹部の人柄についてもちょろっと触れてみました⭐︎
お人好しなてんちょー
ちなみに、若干ミュージカル風味を意識してます。笑
歌う時間は2分くらいなのですが、楽屋に戻った時の息切れは半端無かったです
3話目 空と白い雲と私
終わって気付いたのですが
冒頭の八木沢さんとのシーンでは、何故か毎回同じ動きが出来ずに、ある意味新鮮な気持ちでした。笑
密かな星野の恋心も気づいてもらえました??
警官のゆきおと話す時だけ、声のトーンと仕草が違うんです、星野さん。笑
31歳恋する乙女♡
大切な人が不意に自分の生活から居なくなる
これは有り得ることなんですよね
この埋められない穴を、生活の至る所で静かに でも確実に実感していくのです。
わたしも、父が居なくなった時 同じような想いをずっと抱えていました。
きっと見た方にも何かしらの経験があったかと思います
でも人って失って初めて気がつくことが多いんですよね。
このお話は、そんなささやかないつもの日常を大切にすると言う、当たり前のことがテーマだったのかなって
今回、谷口さんの復帰公演という事もあり、作品の随所に松野さんからの谷口さんへの想いに溢れていたというお声を沢山頂きました。
そうだったと思います。
わたしも一劇団員として、3年半を経てもう一度戻ってきてくれたメンバーがいる事に、とても力をもらうことが出来ました。
あの時とは劇団も、わたしも大分変わりました、でも変わらないものもあります。
そんな変わらないものを大切に
これからも、来てくださるお客様、応援してくださるお客様の為に、真摯に向き合っていきたいと思います。
この度は
ドライブイン サンフラワーにご来店下さり誠にありがとうございました。
また、臨時開店した際には是非遊びにいらして下さい。
皆様の心の中に、このドライブイン サンフラワーは常にありますように。。。
【千秋楽はカーテンコールの真っ白谷口さんの言葉につい泣いてしまった/なかがわあつこ】