神という言葉が大嫌いでしたね。
宗教に頼っている人を見る度に、弱い奴らだ、と思ったりしたものでした。

一方で、パチンコでスッテンテンになって次は勝たなくては、という時に、家に帰る前に神社に行って「どうか次は勝たせてください」などとお願いして、とても矛盾した行動をしていました。
まあ勝てる事はありませんでしたけど。

考えてみると、自分は無神論者の時もあれば、不可知論者の時もあったのですかね。まあどちらにしても、神なんかクソくらえ!という人間でした。

今、神の存在を信じるか?と問われれば、迷わず「イエス!」と答えます。

なぜか?それは、「自分で理解できる神の概念を選べばいいんだ」と言われたからです。

宗教の場合、誰かが作り上げた共通の神の概念を信じなければなりませんが、回復のプログラムでは違うのです。
100人いたら100通りの神の概念が存在するわけです。

これは自分にとって、とても都合の良い考え方でした。
まさに「自分より偉大な力を信じる意欲さえあればいい」わけですから。

気がつけば自分の中に、いつの間にか、自分を越えた大きな力を信じる気持ちが芽生えていました。

どんなものかは面倒くさいので省きますが、とりあえず自分はそれを神ということにしていて、その力が常に降り注いでいるのを感じます。

ここにきてようやく、回復の為の基礎が出来上がったわけです。

だから、ようやく自分にも、これからプログラムに繋がる人に一つだけ伝える事ができます。
「気楽にやろう」と。

まだ早いって?(^。^;)