トビー・ドーソンと200人の両親 ※
これは「美談と思ったら…」 の続きです。
中央日報 日本語版 2006年2月22日
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=72990&servcode=600§code=670
より抜粋
養子として米国に渡った韓国系米国人のドーソン(29、米国)が、韓国訪問計画を突然キャンセルした。
ドーソンの代理人スピネロ氏は(中略)
「ドーソンが韓国人の親を捜すことに敏感になっている」とし、
「静かに科学的な方法で父母を捜すことを望んでいる」と説明した。
スピネロ氏は「しかしドーソンは今も韓国系であることを誇りに思っている」と伝えた。
(以下略)
そして翌日
中央日報日本語版 2006年2月23日
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=73042&servcode=600§code=670
より抜粋
<取材日記>ドーソンを2度泣かせた故国
(鄭済元(チョン・ジェウォン)スポーツ部門記者)
親を捜すため来月に韓国を訪問する予定だったトビー・ドーソン(28)が韓国行きをキャンセルした理由が、親を名乗り出る人からのeメール攻勢のためと伝えられ、後味が悪い。
(中略、以下要所だけ抜粋、フォントは狂人が勝手に変えました)
「韓国人の親を捜したい」と語ったドーソンの期待は、わずか1週間で憤怒に変わった。 彼の受賞を聞いて、国内から親を名乗り出る人が200通を超えるメールを送ったからだ。
名前と所属会社を明らかにしない放送局のリポーターが「親を知っている」と言いながらドーソンにしつこく電話をかけ、困らせたようだ。
親を名乗り出る人々のうち、家族関係を明らかにする遺伝子検査に応じるという人は誰もいなかったというのが、スピネロ氏の説明だった
ドーソンは昨年にも韓国を3度も訪問しながら親を捜したが、見つからなかった。
(抜粋終わり)
200人ですか…。
狂人も前回の記事を見て、きっと10人以上「実の親」が名乗り出たんだろうなと思っていたのですが、甘かったようです。
素材が濃すぎるのでこれ以上言うことはありませんが、締めの一言。
◎この記事から考えられるさまざまなこと
①韓国人はオリンピックのメダリストが好きだ
②朝鮮民族はDNA鑑定が嫌いだ *
③名乗り出た人の中には、ドーソン氏の親ではないが子供は本当に捨てた、
という人が含まれているかもしれない
④こういう人たちと関わらずに今まで生きてきた狂人は幸せだ
註
※表題は小説「ビリー・ミリガンと23の棺」の朴李パクリ
*詳細は「横田めぐみさん」「遺骨」で検索してほしい。
2006年2月25日掲載