リポスフェリック」のブランドで知られるリポソームタイプのビタミンCサプリ、私の周囲でも効果に感激して飲む人が増えてきました。(商品リンクは記事の一番下のほうかサイドバーへどうぞ。このブログで最初にリポCを紹介した記事はこちらσ「ビタミンCが放射能のダメージから体を守ることが科学的に証明されていた」)

そのオレンジ色でドロっとした液体は「大豆レシチンでビタミンCを包んで、ナノ化してある」ので9割以上が腸で吸収される、というのが本当にすぐ体感できるほど、疲労回復やカゼのひきかけには効果的。

実際には腸に届くというより、胃に入ったらすぐに吸収されているんじゃないかと思うほど私の場合は効き目が早いし、同じことを言っている人も多いので、リポソーム技術というものをちょっと調べてみました。

リブオン・ラボラトリーズ(LibOn Labs)社のウェブサイトにあったこの動画、これ、分かりやすいんです(^-^)/。下に字幕の抄訳とキャプチャ画像をつけておきます。

What is Lypo-Spheric (Liposomal) Technology?


リポスフェリックのリポソーム・カプセル封入技術とはなんぞや?

タブレットやカプセル、粉末などの既存のサプリ、また食品から摂取する栄養の一部は一番それを必要とする細胞まで届きません。
人体図

リヴオン・ラボ社のリポスフェリック体内輸送システムは、栄養物質の吸収を最大限に高めます。

リポソームという仕組みを使うのです。
リポソームとは、顕微鏡レベルの微小な液体で満たされた球体で、必須リン脂質からできています。

この構造によって、ビタミンCなどの活性栄養剤が、消化器系で破壊されないように保護しているのです。[訳注:この赤い部分がビタミンCなどの栄養剤。球体の表面がリン脂質の2層構造の膜。]
リポソーム


このリポソームは細胞膜と同じリン脂質でできているので、細胞膜にくっつくと、中の栄養剤がスムーズに細胞内にとりこまれます。
リポソームのリン脂質膜

リポソームと細胞膜

[訳注:リポソームが細胞にくっつくところを顕微鏡で見たら、たぶんこんな感じ。]
リポソームと細胞膜

リポスフェリックのサプリを飲み込んで数分の間に、栄養剤を包み込んだリポソームは、血管を傷つけることなく血流の中に入り、細胞の中に直接栄養剤を放出します。
血管

[訳注:リポソームは血管壁も通過することができるんです。詳しくはまたそのうち…。]
血管の中のリポソーム


LivOn Labs社のリポスフェリックのカプセル封入技術は、栄養剤を経口摂取するときに最も効果的な方法で、他のどんな状態のサプリメントより優れています。

違いは、その体内輸送システムです。

------- 引用抄訳ここまで。

この技術を使ったリポスフェリック・ビタミンCは、今でもアマゾンのマーケットプレイスなどから購入することができるのですが、今はちょっと割高です。

【3箱セット】 リポスフェリック ビタミンC 30包×3箱 【海外直送品】


日本で購入するには、iHerb.comからの同等品をおすすめします。
リプリセル・ビタミンCリプリセル・ビタミンC
リプリセル・ビタミンC
をどうぞ。

iHerb画面がもし英語だったら、右上か左上にある国旗のボタンをクリックすると日本語が選べます。アメリカからなのに佐川急便で最短4日で届くし、料金は4ドル。購入金額によっては送料無料(日本円換算で16500円を超えると輸入関税がかかります)

尚、この正規輸入品を在庫処分しているスピック社では、今後はリポ・カプセル ビタミンCという国産の新商品を販売していくそうですが、国際冷蔵輸送価格が含まれたリポスフェリック正規品の時と同じ価格帯で、1箱30包が税抜きで7200円もするんです目
 これをなんとか3000円以下にしてくれれば国内で買えるのにと思います。それには本当に欲しいと思う声が集まる必要があると思うので、みなさん、メールや電話で要望してみてください。(今なら新製品の無料サンプルが4包ほどもらえるようです~。)

スピック社というのは良心的な会社だと思うのですが、庶民の金銭感覚を理解されてないだけだと思うんです。(会長さんはこちらの拙ブログ記事「高濃度ビタミンCの点滴やサプリで放射能防護・治療 (書起こし) ①」に柳沢医師と共に出てくる柴田乃丞氏。はっきり東電批判されてます。)

同社がリポスフェリックの代理店を終了するのは、処方が変わったために、日本では認可されていない防腐剤が含まれるようになったのも一因とのこと。ひょっとしたら、リポCのパッケージ・デザインが変わった頃だと思うのですが、とりあえず体感できる効果としては、私自身は今のリポスフェリックでも、リポと"処方が全く同じ"というリプリセル(←LivOn Labs談)でも差は感じてません。